そんなわけでバケツ稲です。
その名の通り、バケツで稲を育ててみよう
というJA主催の取り組みで、申し込むと
「種もみ」「肥料」「栽培マニュアル」
「観察ノート」のセットが届きます。

とりあえず何でもやってみたがる我が家は
2セットも申込み、10日の始業式の日の
昼からまずは「芽だし」を行いました。
水につけて、芽を出します。



そしてそれを土に植えて、いわゆる「苗」
にするわけです。
マニュアルでは最初っからバケツに種蒔き
して、「苗」になったら育ちのいいもの
だけを改めてバケツの真ん中に植え替える、
となっていました。
土はあらかじめ干しておくとか、肥料も
混ぜておくとか。

あくまでマニュアルにこだわる息子、
「土を干さないと!」と言うのだけど、
そんなことしてたらいつ種蒔きできるか
わからない。今日だって夕方から雨だって
言ってるし。
「かまへん、かまへん」と、強硬に
種蒔き。

家庭菜園のプロである祖父の指導で、
畑の土を適当にバケツに入れて、
水入れて、種入れて。

「苗代だったら発泡スチロールの箱で
いい」らしいんだけど、ま、せっかく
100均でバケツ買ったことだし。



「畑や田んぼの土が手に入らない場合
は、黒土と赤玉土と鹿沼土を混ぜる」
と書いてあったので、赤玉土も買って
きたけど、今日は使わなかった。
家庭菜園とは言っても、一応「畑の土」
なんだから、苗を植え替える時も実は
そのまんまでいいような気もする。

バケツ3つで育てて、やっと茶碗一杯
ぐらいのお米しか取れないらしいん
だけどね。
ま、何事も経験経験。

うちの周りも、私が引っ越してからの
数年間で急激に田んぼや畑が潰れて、
アパートだのレオパレスだのになって
しまった。
まぁそれでもうちの子は稲穂を見たこと
もあるし、田植えの風景も稲刈りの風景
も見たことがある。

精米前の玄米とか。

そういえば私、滋賀に嫁に来て初めて
「コイン精米所」ってものを見た。
実家にいる時は、お米はお米屋さんが
持ってきてくれるもので、当然それは
10キロ袋詰めの白米。
「自分で精米する」っていうのが、
なんかこう、不思議というか新鮮と
いうか。

いや、もちろん滋賀のスーパーでも
袋詰め白米は売ってますよ(笑)。

さてバケツ稲、秋にはちゃんと収穫
できるんでしょうか。
その前にちゃんと苗になるかな?

(JAのバケツ稲ネットワーク
のサイトはこちら