前回の「なんちゃって作曲」記事の最後にSunoの「やたら盛り上げすぎ」問題を取り上げましたが、 「どうにかしてサビで盛り上げすぎない、シャウトしない、でもpopな曲を作れないか?」という試行錯誤の末に生まれたのが「不思議系ガールズpop」。

前回の記事で紹介した『ひらひらゆらら』が最初の一曲だった気がしますが、テクニックとしては

・ささやきVoiceで歌わせる
・「Experimental J-pop」を指定する
・「staccato phrasing」「strange mood」を指定する
・短い、へんてこな歌詞を書く


です。

長い歌詞にすると、「Verse」「Chorus]「Bridge」といった指定をしなくても勝手に「この辺がサビだろ?」と盛り上げてくるので、短い方がうまくいく確率が高い。

長い変な歌詞を考えるのが難しい、という身も蓋もない理由もありますが、あんまり詳しく説明してしまうと「へんてこ」ではなくなるので、「何か言っているようで言ってない」「え、これだけ?」ぐらいの方が面白いんじゃないかと。

【不思議系ガールズpop】(Suno内Playlistにリンク)

同一歌詞のバージョン違いがたくさんありますが、どれも良くて選べないんですよねぇ。「Publish」として公開するのは2曲ぐらいに留めていますが、他のも良いのでPlaylistに入れて楽しんでいます。Playlistに入ってないけどライブラリから消せない曲も多数。箸休め(?)として普通にアニソンぽい曲も数曲入っています。



・『Daydream』
子どもの頃、熱を出すと見ていた奇妙な夢を曲にしてみました。よりアタオカな雰囲気を出すために「strange」だけでなく「eerie mood」を指定。本当にアタオカな感じで良い。


・『Dump,Dump -another-』
Remixコンテストで作った曲。Remix元の音源が「Heartbeat」というタイトルのよくわからない音だったので、そこからの連想で心臓の音や呼吸音の擬音を入れて作ってみた。とても良い出来なんだけど、他の人の音源をRemixしたものは手元にダウンロードできないのが残念。


・『ほんとのこと -humming-』
可愛い系の不思議song。


・『終演の輪舞』
これも曲は可愛い系。可愛いふりして虚無を歌おう。


 ・『人とあたし』
前回の記事で紹介した「後ろに変なループが付く」問題、その「変な部分」をSampleとして使ってみた。「Hahahahaha」という笑い声と、最後の「ンハ、ンハ」がいい感じにアタオカで良い。



【おまけ:変な女性ボーカルpopと言えば早瀬優香子】

こういう「ささやきVoiceの変なpop」って商業音楽ではあまり聞かないよなぁ、私の「オリジナル」だよな、へへへと悦に入っていたんですが。

そう言えば早瀬優香子

1980年代後半に活躍した歌手&俳優の早瀬さん、昼ドラ『華の嵐』でヒロインの妹役を演じていたのが印象深いんですが、歌もすごく良かったんですよねぇ。『水と土』『ポリエステル』の両アルバムは繰り返し聞いたお気に入りでした。

どちらも配信されていないので、YouTubeに上がっているのを聞くしかない。『水と土』所収の「Penifa」とか、そもそもPenifaが何のことなのか全然わからなくて良い。

Yukako Hayase - 水と土 (1988) 「Penifa」


作詞作曲ともに早瀬さんご本人。なんという才能! 歌声も良いし。

私も頑張ってもっと色々変な曲を作ろう。(※ひゅうがのSunoアカウントはこちら

【関連記事】