音楽生成AI・Sunoには音源のアップロード機能があります。アップした自作の音源を「Cover」したり、「Sample」として使うことができます。

「Cover」と「Sample」、どう違うねん、と思いますが、「Cover」の方は「Recreate this song with a different genre or feel」、「Sample」は「Use a slice of audio inside a new track」という説明。「Sample」の方が元の音源そのままを使う感じ?

私は楽器を演奏できないので、シーケンサーで作ったリズムパターンや鼻歌をちょこちょこ読み込ませて遊んでいます。「自作」とまでは行かなくても、自分で考えたフレーズが格好良くアレンジされるの楽しいし、同じジャンルで作ってるとだんだん「全部おんなじ」になってきてしまうので、「ちょっと違う感じ」を入れるのにも有効かと。

以下、作例紹介です。


【ひらゆらCollection】(Suno内Playlistにリンク)



同じ鼻歌から30曲のバリエーションを作ったジャンル見本帳。もともとは普通に「ちょっと変わった感じのGirls pop」を作りたくて「Lalala~」と鼻歌フレーズを録音、それをInstrumentalカバーしてから詞をつけて、「ひらひらゆらら」という曲にしました。

・『ひらひらゆらら』


これがとてもいい感じにできたので、調子に乗って同じフレーズをタンゴにしたりJazzにしたり、和風にしたり。どれもいい感じで面白いんですが、ここではケルト風リールをご紹介。無印でかかってるようなアレです。

・『ひらゆら Celtic Reel』



【フラクタルCollection】(Suno内Platlistにリンク)



調子に乗って別の「Lalala~」で22曲作った見本帳2。「ひらゆら」はオールラウンダーだったけど、こちらは合うジャンル合わないジャンルがあって、いくらAIでも何でもかんでもうまいことはできないんだな、と勉強になりました。

・『フラクタルの彼方 -dramatica-』(女性ボーカル、ドラマチックpop)


・『二胡によるフラクタル浪漫』(二胡による中華風Instrumental)


ちなみに「フラクタル」の元音源はSunoによって

“Upbeat and whimsical vocal melody performed by a bright, clear female voice, The composition features a repetitive, rhythmic humming pattern in a major key with a moderate tempo of approximately 110 BPM, The vocal delivery is light and airy, utilizing a staccato phrasing for the 'la la la' syllables, The melody follows a simple, catchy four-chord progression that resolves at the end of each phrase, The production is clean and dry with minimal reverb, focusing entirely on the monophonic vocal performance without instrumental accompaniment”

と分析されています。ここではちゃんと「女性の声」と認識されているのに…。


【シーケンサー使用曲】

・『振り子のふたり』
シーケンサー→Instrumentalカバー→詞をつける、でできたGirls pop。曲先で詞を思いついたので詞と曲がうまくハマっていてお気に入りの一曲。


・『Tango Escarlata』
ピアソラ風タンゴInstrumental。やたら格好良くできたので調子に乗って他のrhythmパターンでも…とやってみたけど、二匹目のどじょうはそうそういない(^^;)



【ガチで歌ってみる】

ハミングじゃなくちゃんと歌詞を歌ってみたやつからできた曲。最初は一部分だけ歌ってみて、なかなか思ったような曲にならないのでもうちょっと長く歌ってみて、それでも微妙なので1番丸々歌ってみた。全部即興なので、3パターンでメロディーは違う。そして何回も生成してるうちに最初にどういう感じのを作りたかったのかがわからなくなった(Sunoあるある)。

「Cover」ではなく「Sample」で生成。元の音源――つまり私の声と歌い方のくせがそこそこ反映されているような気がする。息多めのとことか

・『Get Tomorrow -Rock-』


ちなみに元音源は

“J-Rock track with high-energy male vocals, Distorted electric guitars play driving power chords and melodic lead lines, The bass guitar follows the kick drum with consistent eighth-note patterns, Acoustic drums feature a heavy snare on beats 2 and 4 with rapid hi-hat and crash cymbal accents, The tempo is 175 BPM in the key of G major, The vocal delivery is passionate and melodic, typical of anime opening themes”

と分析されている。男性ボーカルで、なぜかギターやドラムのことまで書いてあるんだけど、これは「音源の分析」ではなく、「こういうアレンジにしたら合いそうですよ」ということなんだろうか。「アニメの主題歌」と思われてるの面白い。『仮面ライダーTHE NEXT』見て作りたくなった曲で詞は『オーズ』なので、アニメではなく「特撮アクションドラマの主題歌」。

・『明日をつかめ -guitar-』
上の曲とは別バージョンの鼻歌をCoverして作ったギターInstrumental。「歌」ではなかなか思った感じにならなかったけど、Instrumentalにしたら格好良かった。途中のSpanishな感じが良い。



【やたら盛り上げすぎ問題とループバグ】

・とにかくSunoは盛り上げたがる。前半はいい感じに淡々としてても後半でやたら盛り上げてシャウトしてくる。「もっとフラットに、同じテンションで」と思って「静かに」とか「盛り上げすぎずに」と書いても無視してシャウトする。何か指示の書き方があるのかもしれないけど、いまだ突きとめられない。

・「Final Chorus」のあとに謎のループがしばしば付く。いい感じで終わったなぁ、と思うとまた1番の歌詞を歌い出したりして、ヘタすると3分ぐらいよけいなループが付いてくる。coverで作ると割と頻繁に起こる。「いいな」と思う曲に限って要らんループが付いていたりする。とても残念。

・『目を覚ませ -eerie long-』
ループバグで後半ひたすら「目を覚ませ」を連呼している。まぁこれはこれでおもろいけども。目覚ましソングとしておすすめ?



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