��本目と4本目の映画を一緒に見に行った
大学の同級生T。
彼女と仲良くなったのは、私が阪急ブレーブス
のネクタイピンを付けていたからだった。
Tも阪急ファンだったのである。
そしてTも『キャプテン翼』のファンであった。

あ〜懐かしいなぁ。

『C翼』の登場人物、小次郎と健ちゃんで
「あぶない刑事」をやるというパロディーを
書いたりして遊んでいた。
健ちゃんがタカさんで小次郎がユージ。
トオルはもちろんタケシで、宿敵銀星会の組長
に若林。ははは。
わかる人にしかわからん話だ。

銀星会と言えば、ここの組長さんはテレビと
映画で何人か代替わりしている。
タカさんの目の敵。
あの頃は刑事モノに暴力団は付き物という
感じだったけど、最近はどーゆーことになって
るんでしょう。
昨日テレビで「日本で行われている裁判の
ほとんどは薬物絡みだ」ということを言って
いたけど、覚醒剤や拳銃が出ると即銀星会に
乗り込むというやり方はもう通用しないん
だろうなぁ。

テレビシリーズは、今ではDVDで手に入る。
「デカログ」のコメントを読むと、みんな
ちゃんと買ってるんだなぁ、すごいなぁと
思う。
私も欲しいけど金がない。

大半はVHSビデオに録画してあったけど、
結婚する時実家に置いたままにしていたら
捨てられてしまった。
ああ、お母ちゃん、なんてことすんねん。
たまたまこっちへ持ってきていたのが15話分
ぐらいあるけど、けちって3倍で録ってたの
で超画質悪い。
横線入るし、音割れるし。

でもそうやって「全部は見られない」って
いうのがまたいいのかも。
思い出の中の『あぶない刑事』。
もちろん、見直してがっかりするなんてことは
あるわけがないんだけど、毎週放送を楽しみ
にしていたあのワクワク感は二度と戻って
こない。
こうして何年かに一度映画で復活して、
そのたびに「青春フォーエバー」という気持ち
になって、実際自分はそんなに年くっちゃった
ような気は全然しないんだけど、ついこの間
のことのように思うんだけど、
でもなんというか、
「ホントにすっごく良かったんだから〜!
もう1回見たい〜っっっ!!」
って騒ぐのが正しい「青春の振り返り方」の
ような気もするんだ。
二度とは戻らないことを嘆くことこそがね。

そんで、ちゃんと年を取ってるタカさんと
ユージを見て、「でも全然年取るのなんて
怖くないや」と今の『あぶ刑事』と自分を
楽しむ。
戻んなくても大丈夫。
いつだって今が青春だ!(くっさ〜)