良かったねぇ……。
でも次が問題なんだよね。
次も良くなくちゃ横綱にはなれないん
だもの。
今までもケガやなんやでなかなか連続
していい成績を残せず、昇進のチャンスを
ふいにしてきた。
来場所こそが正念場。
がんばってほしい。

それにしても昨日の結びの一番、
横綱の負け方はちょっとあっけなかったか(^^;)
それだけ栃東の攻めが早かったのかも
しれないけど。
下で見ていた白鵬はきっと心の中で
舌打ちしたに違いない。
「ちぇっ、横綱何やってんだよ。
おいらの優勝のチャンスを潰すんじゃねぇよ」

白鵬対琴欧州の相撲もあっけなかったよね〜。
琴欧州、なさけね〜。
これもまぁ白鵬の前褌（“まえみつ”って
こんな字なんだぁ。“みつ”って“ふんどし”
かぁ。言われてみりゃ当たり前だが、
知らんかった）が早くて、うまかったけど、
しかし琴欧州はまだまだ気持ちが脆い。

既に優勝戦線から脱落してしまった者と、
まだチャンスを残している者との違いも
あるだろうけど、そうであればこその
緊張、プレッシャーだって相当なはずだ。

心臓の強さじゃ白鵬は既に横綱級
だもんね。

これで来場所も優勝に絡む成績を上げれば
白鵬も大関昇進が見えてくる。
朝青龍も気合い入れてかからないとね。

いや〜、面白くなるぞ、春場所。
もうややこしいから魁皇とか出てこなくて
いいし（笑）。

垣添くんも無事給金を直したし。
いや、良かった良かった。
勝った後の笑顔が可愛かったな〜。
また次、少し番付が上がるだろうから、
上位と当たった時にいかに負けないように
するか。頑張らないとね。

それにしても。
昨日も一昨日も、最後の２番、３番は
優勝を争う同士の星のつぶし合い。
見ているだけでも息が詰まるのに、
実際に土俵下でライバルの相撲を見て
いる力士の心境っていうのはどんな
なんだろうなぁ。
審判をはさんで隣にはまた別のライバル
が座っていたりもして。

目の前でライバルが負けるのを見る。
あるいは勝つのを見る。
そして自分が土俵に上がる。

一発勝負ではなく、15日間という長丁場
で優勝を決める相撲ならではの面白さ、
そして怖さ。

奥が深い。