昨日、医者に行ったわけです。
火曜の晩から喉が痛くて、
水曜の午後には頭痛がしてきて、
私には珍しく37度も熱があったので。

平熱が35.3度ぐらいしかないので、
37度もあるとくらくらする。

もちろんそれぐらいの熱では
インフルエンザの検査はしてもらえ
なかった。
まぁ、私もインフルエンザではない
と思う。きっと子どものインフル
エンザ騒ぎで疲れてたのが、
ほっとしたとたんどっと出た、という
ところなんでしょう。

一応お医者さんは、「もしインフル
エンザだったらこの薬は効かないし、
逆にインフルエンザ脳症になる可能
性がある」という注意をしてくれた。
熱が上がったり、気になる症状が
出たらすぐに受診してね、と。

もらった薬は
ロキソニン錠、ピーエイ錠、メイアクト錠。
それに胃腸薬のセルベックス、
うがい薬のアズノール。

この間「ウイルスによる風邪に抗生剤
は効かない」と書いたばかりなのに、
メイアクトは抗生剤。
ピーエイ錠はいわゆる「総合感冒薬」で、
ネットで調べたら「15歳以下のインフル
エンザには使用しない」という注意書き
がされていた。
ロキソニンはいわゆる「頓服」で、
熱冷まし&痛み止め。

さて。
どうしよう、と私はちょっとだけ悩んだ。
風邪に直接効く薬というものはなくて、
おとなしく寝てるのが一番、熱だって
むやみに下げない方がいい、という
方針に従うと、飲まない方がいいことに
なる。

じゃあ最初っから医者行くなよ。

そうなんだよなぁ。
寝て治すつもりなんなら、最初から
行かなきゃいいんだよなぁ。
医者だって、「おとなしく寝ててく
ださい」だけで患者を帰すわけには
いかないだろうし。
薬を出さないと、「あの医者は何もして
くれない」と言って怒る人の方が多い
だろう。

洗濯や食事の用意はもちろん、
やらなければならない仕事があり、
あまり「おとなしく寝てばかり」はいられ
なかったので、やっぱり私は薬を飲んだ。

喉は相変わらず痛いが、頭痛はかなり
おさまった。
熱も今日は36度。

「病気そのものを治すものではなく、
病気による症状や苦痛をやわらげる薬
です」というロキソニンの注意書き
そのままだ。

根本的には治ってないが、日常生活に
支障はない。仕事もまぁこなせる。

そうして、しっかり休めばさっさと
治るものを、よけいだらだら長引か
せるのかも。

休めない大人が無理に働くために
あるのが風邪薬。