見てきました、『Z』。
ほんの2時間ばかり前に見たところで、
(↑ サイトのアクセス障害でずっと
 UPできなかったけど、お昼に書い
 てた)
まだ自分の中で消化しきれてないので、
とりあえず今日はテーマ曲のことを
書こうかと。
(でもホントに消化しようと思ったら
もう1回見ないと無理かも)

最初、3作目のテーマ曲が
『Love Letter』だと知った
時は本当にびっくりした。
え〜っ、なんであれが『ガンダム』なの?
と思って。

私の中で『Love Letter』は
究極のウエディングソング
いくら『Ⅱ』で「恋人たち」、
『Ⅲ』で「星の鼓動は愛」と言ったって、
『ガンダム』にあのラブソングはない
でしょう。
しかもレコーディングし直して発売に
なったシングル版のカップリングは
『Dybbuk』……どーゆー組み合わせ
なのよ〜。

ウエディングソングで涙した後に、
あの強烈な、ラップ入りの曲が来るなんて。

でも、劇場で聴くとこれが意外に大丈夫
だった……すごい。

『Love Letter』はラストシーン
にかぶってちょろっと流れるだけで、
クレジットは『Dybbuk』。
まさか『Dybbuk』がかかるとは
思ってなかったので(だって、あの
カップリングにそんな意味があるとは…。
『君が待っているから』や
『mind forest』は
なるほど、と思ったけど、まさか
『Dybbuk』がガンダムで流れる
なんて思わないよ)、
「えっ、これ使うの!?」とさらに
びっくり。

でもやっぱり不思議に宇宙の映像に
マッチしてたりするんだ。
よくよく詞を読むと「ああ、通じてる
かもなぁ」と思えてしまうし。

うん、まぁ、Gacktさんの
世界観と富野さんの世界観には重なる
ところがあるから、実はどの曲を持って
きても大丈夫なのかもしれない。

Gacktさんファンでない
人がどう感じるかはよくわからない
けど、『Love Letter』の
ままクレジットが流れるよりは、
断然『Dybbuk』の方が合ってる。

「太陽に焼かれ」「太陽に焦がれ」
という詞とともに、太陽系の姿を見、
銀河系を見るのは。

とってもきれいだった。
宇宙。


こんなにきれいなのに、
なんで人は殺し合いばっかり
やってるんだろう。
こんなにきれいな世界に、
私たちは奇跡で生まれてきたのに。


ここで『Love Letter』
だと、やっぱりしんみりしすぎる。
『Dybbuk』だから、なんだか
また、ここから始まる
ような気がした。
アルバム『Crescent』の
冒頭を飾った曲。この間のライブでも
オープニングに使われた曲。

ここから、また始めなきゃ。
この物語を受け取った私たちの、
それぞれの物語を。


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