非常に熱しやすい私はYahoo!で
聞くだけでは飽きたらず、レンタルに
行って愛内里菜を借りてくるのだった。

『Single Collection』に『PLAYGIRL』、
『A･I･R』と『POWER OF WORDS』。

まだ全部聞いたわけじゃないんだけど。
しっとり系もいいなぁ、と思って、
断然倖田來未とかより好きだなぁ、と
感じていたら、Yahoo!ミュージックの
作品情報のところで、
「彼女が“あゆ”になれなかったのは」
云々、という記述を見つけた。

2ndアルバム『POWER OF WORDS』の
レビューのところ。

ふうん、と思った。
そう書くということは、“あゆ”と
並んでもおかしくないものを彼女が
持ってる、と認めてることだよね。

私は“あゆ”より里菜ちゃんの方が
好きだけど。

“あゆ”はテレビの歌番組で聞く
だけでじっくり聞いたことないけど、
でもテレビで聞いてるだけでも、
里菜ちゃんの方が好きだった。

好きというか、なんか、詞がいいな、って。
『FULL JUMP』とか『START』とか、
『GLORIOUS』とか、「またおんなじ
ような曲だなぁ」と思ったことも
確かだけど、でも画面に出てくる詞は
私好みで、「けっこういいじゃん」って
思ってた。

曲も元気出るし。

今回アルバムを４枚借りて、歌詞を
ざっと読んでみて、「この子は強い子
なんだな」と思ったりした。

強くあろう、前へ進もう、
立ち向かっていこう。

……あんまりそんなことをうるさく
言われたくない、という人には
きっとウケないんでしょう。
歌に癒されたい人、自分の弱さを
ただ受け入れてほしい人には。

今Amazonのカスタマーレビューを
見たら、やっぱり“あゆ”との比較が
出てきて……へぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。

みんな色んなこと書いてるね。
感じ方って、ほんと人それぞれなんだな。

『Deep Freeze』なんかは確かに
“あゆ”っぽいけど、でも
里菜ちゃんの方が歌うまくない？？
「歌唱力」って、聞く人によって
そんなに基準が違うものなのかな。
宝塚でも、定評のある人の歌、
私、嫌いだったもんな……。
やっぱり好き嫌いなんだよなぁ。

私は里菜派。

せっかくなので今度1stも借りてこよう。
もちろん最新の『DELIGHT』も。