昨日、昼から雨の中、親子3人で
見に行ってきました。
ポケットモンスター劇場版2006
『ポケモンレンジャーと蒼海の
王子マナフィ』
(長い……)。

余裕を持って出たのに、駐車場が
いっぱいで全然入れなくて、
どうなることかと思った……。

映画館のロビーもすごい人。
普段平日の午前中にしか行かないんで、
「ちゃんと客入ってるのねぇ」と
思ったり。
「日本沈没」とか「ブレイブストーリー」
なんか満席売り切れの回があったもんね。

『ポケモン』も家族連れでいっぱい。

去年の『ルカリオ』では途中、主人公
たちが死んでしまったように見える
場面で号泣し、「もう帰る!」と
怖がっていた息子、今回も途中で
「あんまり面白くない。
早く帰りたい」

と言ってぐずる……。

せっかく来たのになんでやねん。

でも確かに、「すごく面白い」とは
言えなかった。
ピカチュウを始め、いつものサトシの
ポケモンたちの見せ場がほとんどなく、
笑えるシーンもそんなになくて、
「だから何?」みたいな。

普通にお話としては悪くないんだけど、
『ポケモン』としてはどーなの?
って感じだったなぁ。
マナフィ以外の新ポケモン、ブイゼル
やペラップにも見せ場らしい見せ場は
ないし。

バトルがないもんね。

テレビシリーズとは違った冒険、と
いうことを狙うあまり、テレビの
ほのぼのとした、『サザエさん』ばり
のワンパターンの安心感がなくなって
しまっている。

映像も、きれいっちゃきれいなんだけど、
特殊効果が効き過ぎて眩しくて目が
疲れるし、子どもにはむしろ「怖く」
映るみたい。

『ポケモン』の映画って、毎回けっこう
シリアスな話が多くて、大人にはいい
けど、子どもには退屈な気がするなぁ。

一昨年の『デオキシス』の時は、
ゴンベやプラスル&マイナン
挙動がいちいち可愛くて楽しくて、
それだけで見に行った甲斐があったん
だけど。(正直あれもデオキシスと
レックウザの戦い自体は“何のこっちゃ”
だった)

あの時の主題歌Tommy february6の
「L・O・V・E・L・Y」の印象が強烈で、
息子、「今年は違う歌やったなぁ」。

いや、去年も違う歌だったよ……。

でもあの曲は確かに明るくて、
プラ&マイが踊ってくれて、良かった
よね。今年は歌も暗かった……。

来年は
明るくて楽しい劇場版
が見たいよ、湯山さん。