面白いマンガを読むと、ついつい創作意欲を刺激されてしまう。『彼方から』を読む前から、「こーすればこの話はうまくいくかもしれないぞ」と思いついていたのがあって、2週間ぐらい前から色々と設定を詰めたりしていた。

そのお話はやっぱり異世界ファンタジーなので、登場人物の名前はもちろん、国や街の名前とか、神様の名前とか、色々と考えておかなければいけないことが多い。

政治的背景はどうなっているんだろうとか、この国の端から端まで馬を飛ばすとどれくらいで着くんだろうとか。

正直とてもめんどくさい。
じゃあ異世界ファンタジーなんか書くなよ、と思うけど、まぁ現実を舞台にしてもやっぱり色々調べなきゃならないことは多いわけで、こーゆーところを適当にごまかそうとするから私は未だにアマチュアなのだな。

しかし。

ホントにな〜。別に歴史や地理が書きたいわけじゃ全然ないのにな〜。
いっそ、AさんとBさんが「あ」の国から「う」の国まで旅をして……ってことにしてやろーかな。
まるで「エロイカより愛をこめて」の少佐の部下の皆さんが「聖戦士ダンバイン」の世界に紛れ込んだかのようだが。
(知らない人のための注:少佐の部下はA〜Zまでのアルファベットで呼ばれている。「ダンバイン」に出てくる国は名前が「あ」だったり「い」だったりする。きっと富野さんも考えるのがめんどくさかったんだ)

で。
設定ばっかり考えるのも辛気くさいので、ついつい試し書きみたいなことを始めてしまった。

「ミンキーママ」が終わってないのに違う話を書き始めてどーするつもりなんでしょうか、この人は。

うーん、どうしよう。
(せっかく昨日「前向きにがんばらなきゃ」といいことを書いたのに、なんかまた見苦しくなってる気がする……)