『太田総理』、時々見てしまう。
見ようと思ってつけるんじゃなくて、たまたまチャンネルを替えるとやっていて(注:リモコンで変えるよりテレビ本体の「順」「逆」で変えることが多いため)、つい引き込まれて見てしまうことが多い。

昨日も『スポーツマン�1』のビデオを見てて、終わってテレビに戻したら『太田総理』だった。
憲法9条についての熱いバトルが繰りひろげられていて、お風呂入らなきゃ〜、と思いつつ20分ほど観戦。

太田総理の熱弁もすごいが、イシバ元防衛庁長官(「元」だよね?)の冷静かつ筋道だった反論もすごい。
国会よりよほど突っ込んだ議論をしてるよな〜、と思う。
まぁ、国会中継を見ているわけじゃないから、ホントは比較できない。
比較できないけど、でもつい「議員さんもちゃんと考えてるんだ〜」とか思ってしまう。

こーゆー番組がゴールデンにやってるのってすごいよな〜。
日本もまだまだ捨てたもんじゃないか?

折しも(というかなんというか)、「日本がなんとか帝国という超大国に侵略されて、“日本”という名前を失っている」という深夜アニメ(『コードギアス反逆のルルーシュ』)が始まっている。
そーゆーことになる前に、日本もちゃんと軍備を整えるべきだ、というお話ではないと思うが、しかしのっけから「新宿ゲットーを壊滅せよ」とか言ってばんばん日本人が殺されるので、「うーん……」と気が重くなってしまった。

占領下の大阪で反乱分子のテロが起こって、帝国側の責任者が「我々はテロに屈するわけにはいかない!」とかって演説をぶったり。

こーゆー設定で物語を始めるのねぇ。
「イマドキ」って言うのだろうか。

折しも(くどい)安倍さんは中・韓を訪問するし、北朝鮮は核実験をすると言うし。

最も「日本に攻めてくる」可能性が高いのはやっぱり北朝鮮なのかな、と思うが、もし北朝鮮に対抗するために軍備を整えなければならないのだとしたら、それはむしろ逆効果ではないのだろうか。
「そっちがその気なら」って国じゃないか、北朝鮮は?
北朝鮮にとって「日本を攻める」は日本自体よりも、「アメリカに対してのカード」ではないのかな。もし日本が「アメリカとは距離を置きます」と言ったら、北朝鮮はこれ幸いと日本を攻めるのか、攻めないのか、どっちだろう。

「どこかが攻めてくるかもしれない」なんて考えなくていい世の中に早くなってほしいなぁ。
(でもどうして「攻めてくるかも」って考えてしまうんだろう?)