北朝鮮の核実験のことで、この間テレビで「このタイミングでそーゆーことを持ち出してきたのは、安倍さんの中・韓訪問とも関係があるでしょう」というようなことを、専門家の人が言っていた。

「俺を無視すんな!」ってことだろうか。

わざと悪さをして、周囲の関心を引く、という子どもがクラスに一人はいるものだ。

「世間の注目を浴びたいから罪を犯す」ということもある。

なんで、「いいことをして周囲の関心を引く」という方向に行かないんだろうか。
いいことをするのは難しいからだろうか。
いいことをしても、世間はあんまり注目してくれないからだろうか。

みんなを「あっ!」と言わせるほどの「いいこと」って、あんまり思いつかないもんな。
ノーベル賞とか、取ろうと思って取れるもんでもないし。
すごーく時間と努力が必要だし。

「好きな子をわざといじめる」って場合は、まぁ「照れ隠し」っていうのもあるだろう。
「照れ隠し」でミサイル撃たれても困るが。

プライドとか、今までの経緯とかあるから、ストレートに甘えたり、「好きだ」と言えなくて、「悪さをする」方に行ってしまう。

わざと乱暴なことをくり返すような子どもの場合、無視するとよけいエスカレートするだろうし、頭ごなしに叱ったり叩いたりしてもやっぱり効果はない(らしい)。
じっくり向き合って、「君のことちゃんと見てるよ。大丈夫だよ」と安心させてやるしかない(らしい)。

橋本治さんが、『さらにああでもなくこうでもなく』の中で、「金正日は月の裏側にいるぐらい孤独だろう」と書いていたのを思い出す。