昨日の夜のニュースで、国会審議の抜粋を見た。
「健全」という言葉の意味を突っ込まれて、「国語の力が充分ではないので」という言い訳をしていた柳沢氏……。

あのなぁ。

さすがに呆れざるを得ない。
自分が言ったことには責任を持てよ。仮にも大臣なんだから。

いっそのこと「健全と言って何が悪い」ぐらい開き直ればいいのに。世の中には、「結婚しない・子どもを産まない」若者をけしからん!と思ってる人達はけっこういるんだろうから、彼の発言はそれなりに「国民を代表する声」ではあるでしょう。
有権者の半分は女だけど、もう半分は男だし、しかも若者はそんなに投票に行かないんだから、かえって支持されるかもしれない。

まぁ、そんなのはただの皮肉ですが。

なんか、昨日新聞にも書いてあったけど、柳沢氏自体は「さっさと辞めさせてほしい」と思ってそうだよね。
企業のトップや政治家が「責任を取って辞める」っていう時、「辞めればそれで済むのか?」って思ってたけど、今回はな……。もう「哀れ」やもん。

また安倍さんが「(柳沢氏は)お孫さんの保育園の送り迎えもしている」とかいうピントのずれた擁護発言をするし……。
孫の送り迎えしたからどやっちゅうねん。

産んでくれさえしたら面倒は年寄りが見ますから、っていう法律でも作るのか。
そういうことにしたら果たして出生率は上がるだろうか。