「デジカメ撮ったらプリントしよう!」というキャッチコピーがあるぐらいだから、データとして保存だけして“写真”にはしないまま、という人もけっこういるんだろうな。

私も、ふと気づくと昨年1年間の写真をほとんどプリントしていなかった。

以前は撮ったら割とすぐ、まめに「お店プリント」していたのだけど、プリントしたままアルバムに整理せずにほったらかしだったので、「このほったらかしの分がきちんと整理できるまで次のをプリントするのはやめよう!」と決意したのである。

「プリントしない」という決意の方はしっかり守られたが、「きちんと整理する」という部分がなおざりだったため、ふと気づくと「あれ?2005年の秋までしかプリントされてないや」ってことになっていたのだった。
しかもその2005年秋の写真は当然整理されずにカメラ屋の袋に入ったまま。

あ〜あ、と思ってそれをやっとアルバムに貼って、2005年の11月から2006年の正月にかけての分をプリントし、即整理した。

もちろん、その魂胆は「新しいカメラで撮った写真を早くプリントしてみたいから」だけのことで、突然整理魔になったわけではない。

2007年も4月になってやっと、2005年の東京ドームライブの時の写真やら、2006年の初詣の写真をアルバムに貼ったわけで、ちょっとしたタイムスリップ気分というか、頭がこんがらがるというか。

基本的に何かイベントがあった時にしか写真を撮らないから、何の時の写真かはすぐわかる。だが正確な日付はわからないから、調べなければならない(日付プリントは嫌いなのでしない主義)。
そこで登場するのがずーっと書き続けている日記……ではなくして、家計簿である。

私はここ何年もレタスクラブの付録のスヌーピー家計簿を愛用しているのだが、これが2週間見開きになっていて、日記帳よりずっと検索がしやすい。
その日使ったお金だけじゃなく、備考欄にその日のお弁当と夕食のメニューを書いているので、出かけたりイベントがあったりした日はすぐにわかるのだった。
(節約にはまったく役立っていないものの、記録としての家計簿はかなり面白い代物である)

1年前の写真を見ると、私は髪が短い。
最近ずっと伸ばしてて、今のも悪くないと思っているが、短いのを見ると「やっぱ切ろうかな」という気になる。
1年しか経っていなくても、やっぱり息子はどんどん顔つきが「お兄ちゃん」になってきてるな、と思うし。

直近の写真を整理するのとはまた違った楽しみがある。

が、しかし。
早いとこ2006年分をプリントして整理してしまわないことには、せっかく新しいカメラで桜やなんや撮っても1年後しかプリントできないことになってしまう。

がんばろ。