なんかだんだん「鉄棒日記」みたいになってきた。

先週の木曜に「自分史上初逆上がり」を達成し、おとといの日曜日、2回目成功。
そしてなんと昨日は4回もできてしまった!
これで生まれてから6回目(って、いちいち数えるなよ)。
いやぁ、ついにコツを掴みましたかね。

と言うにはまだまだ早くて、失敗する方がずっと多い。前回りが3回に2回ぐらいできるのに比べれば、逆上がりは「当てもん」の域を出ていない。

なんとなく、立ち位置とか、腕に力を入れるタイミングとか、わかってきたような気がしなくもないのだけど。
全然できなかった時は、むやみに足を蹴ってばかりいたような気がするが、逆上がりは足よりも腕ではないだろうか。
実際、体操クラブでも上手な子は両脚揃えたまま、蹴らずにぐっと上げてしまう。

腹筋か。

腹筋で足を上に上げると同時に腕で体を鉄棒に近づける。
……と言葉で言われてもそんな簡単にできません。
やっぱこーゆーのは習うより慣れろ。体が覚えてくれるのを待つしかない。

毎日やってると上腕が鍛えられてきて、そんなにパンパンにならなくなってきたし、掌にはタコができ始め、鉄棒の当たる太股には痣ができている。
私は一体何になるつもりなのだ(笑)。

しかしここで体得しとかなかったら、きっともう一生できないだろう。
何しろ、おばさんが一人で鉄棒練習してるのなんて超怪しい。今は子どもが一緒だから毎日公園に行けるけれど、彼が
前回りを会得して自主練の必要がなくなってしまったら、私一人では通えない。

まったく、もし子どもがいなかったら大人になって鉄棒をやる機会なんかあるとは思えない。
逆上がりができないまま死ななくて済んだのは全部子どものおかげ。
ホントにありがたい。

そして元々の目的である子どもの前回りの方は……未だサクラサカズ……。
私がさっさと前回りをやって、逆上がりも数回とはいえできてしまったので、発奮しているようなやけくそになっているような(笑)。
前回りの練習をしているのか、「前回り降り」の練習をしているのか、とにかく通算で300回ぐらい(←律儀に数えて自慢する息子)ぐるぐる回っている。
とりあえず腕は鍛えられてるだろうな、と思う。

努力が必ず報われるとは限らない。
でも体力勝負系は、やればそれなりに結果が出る。
他人との競争なら、どんなにがんばっても「負けてばかり」ということもあろう。でも自分の目標をクリアすること、今までの自分の限界に「勝つ」ことは、やる気があれば、きっとできる。

たぶん、何事も。
(↑この年になって初めて逆上がりができたもので、ちょっと気が大きくなってます)