昨日、おととい、珍しく土日とも出勤しなかった夫。
4月に異動になってから、初めてのことだと思う。
が。
おとなしく家で寝ているわけではなく、土曜日は去年に引き続きいつの間にか申し込んでいた「米づくり体験」の田植え(私は当然行ってません)。
日曜は以前の職場で関係していた団体がイベントに出店するというのでその手伝い。

いずれも、半日以上出かけていた。
全然休んでないじゃん……。

でも本人は楽しそうというか、肉体的にはきついかもしれないが精神的にはいい気分転換というか、そーゆー“休日の過ごし方”に不満はないようだった。

うーん。
隙あらば本を読もう、何か書こう、“自分の時間”がなきゃ死んじゃう!と思う私にはまったく理解不能である。
ことほどさように、“何を楽しいと思うか”“何を自分の時間だと思うか”っていうのは、人それぞれなんだなぁ、と思うしかない。

この間も、急遽友達にランチに誘われて、3人で会食したのだが。
「急に」っていうのは、私はダメだと思った。
楽しくないわけではないのだけど、その分予定していた“自分の時間=一人の時間”が減ってしまうのが、すごく嫌だった。
じゃあ行かなきゃいいじゃん、と思うけど、前にも一度急に誘われて断ったことがあったので、たまには付き合おうと思ったのである。
それに、その日は内職もなかったし、出かける予定もなかったし、「家で本読みたいから嫌」「たまったビデオを見たいから嫌」って言うのもな。別に、嘘ついたって向こうにはわかんないことではあるんだけど。

「来週の何曜日」というふうに先に予定に入っていると、そのつもりで他の予定を立てるし心の準備もできてるからいいんだけど、「急に」はダメだ。

一緒にランチをした友達2人は家が近いので、ちょっと時間ができると「しゃべりに来ない?」という感じで割とよく行き来しているらしい。
「おしゃべりが好きだから」
私もしゃべるの、嫌いではないんだけどなぁ。
読むのと書くのがもっともっと好きなんだよなぁ。
ちょっと時間ができたからって人と会うなんてあり得ないなぁ。

別に、だからその友達のことが嫌いというわけではもちろんない。
ずっと3時間しか寝てないのに田植えに行く夫のことだって、「私なら絶対やらない」と思うだけで、「本人がそれでいいんだったら私がとやかく言うことはない」である。

人はそれぞれなのだ。