名古屋場所、始まっています。
あえて初日の横綱黒星にはコメントしませんでしたが……。

って、もう「横綱」は朝青龍の代名詞じゃないんだよねぇ。初日、勝ってる横綱もいるんだよねぇ。
あまりにも久し振りの東西2横綱。
あまりにも長かった朝青龍の一人横綱。
「ああ、朝青龍が結びの一番じゃない!」というのが、新鮮というか気持ち悪いというか、「横綱が2人いるってこーゆーことなんだなぁ」というのをいちいち噛み締めてしまいます。

白鵬の方が体が大きいこともあって……なんか堂々として見える?
初日の横綱――じゃなかった、朝青龍は、もう勝ち方がわかんなくなっちゃった、って感じだったね。自分の相撲がわからなくなっちゃったのかなぁ、って。
ここを乗り越えることができれば、一層円熟の横綱になれると思うんだけど、昨日の若の里戦も怖かったな……。

若の里といえば。
よく戻ってきたもんだ。
大関の実力がありながら万年関脇に甘んじていた彼が怪我で幕内から落ちてしまったのはいつのことだったでしょうか。
かなりの下位まで落ちながら、また横綱と対戦するところまで上がってきた。
初日の琴光喜戦なんか、白熱の取り組みやったもんなぁ。
長く相撲を見続けていると、こーゆー栄枯盛衰というか、それぞれの力士の浮き沈み、相撲人生というものに勝負以上の感慨を覚えます。

そして怪我といえば。
把瑠都くん。
せっかく幕内に戻ってきたのに……また休場。
何やってんだよ〜、もう〜〜〜〜〜。
また同じこけ方してたもんね。
もとの怪我自体完治はしていなかったろうけど、あのこけ方を克服しないことには彼の相撲人生は暗いのではないでしょうか。せっかくの逸材なのに……。
「こんなところで終わってたまるか」という気持ちで、弱点を克服してほしいです。