……もう、タイトル長いっちゅうねん。
正式に書くと『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』になるのだと思う。
長い。

今日から公開です。
で、早速朝一番の分を見てきました。
別に一番乗りしたかったわけではなく、例年「いつでも行けると思ってると行けずじまいになるかもしれないから」ということで、早めに行っているだけ。
私と息子だけなら夏休みに入ってから平日に行けばいいのだけど、夫も見たいと言うのだな。だから土日じゃないとダメ。しかも今年度は土日もほとんど出勤している夫。

まぁ諸々の事情で公開1日目の朝一番、ということになったわけですが。

案の定混んでいた。
他に『西遊記』も今日からだし、余裕を持って行ったつもりだったのに。
劇場に着いたのが上映時間の25分前。
チケットカウンターの長蛇の列に並んで、結局チケットを買えたのが(前売り券は持っていたのだけど、指定席券に代えなければいけないのだ)上映開始時間過ぎてから。
結局予告編をやっている間に席に着けたのだけど、並んでいる間「どーする?昼からにする?昼からスイミングやけど、もう休んじゃう?」「いや、休んだらあかん」「でもまた夕方に来るんか?」などと大揉め。

観る前から疲れた。

でも映画は楽しかったです。
基本的に、『ポケモン』の映画はよくできてると思う。
去年のマナフィーはいまいちやったけど……。

ダークライかっこよかった。
声は石坂浩二。
全然わからんかった……。クレジット見てびっくり。
やっぱ映画10周年だから気合い入ってる?
1作目ではミュウツーが市村正親さんやったもんなぁ。
あと山本耕史くんも主要キャラで出てたんだけど、やっぱり声では全然わからんかった。
加藤ローサは、「誰だ?声優さんじゃないよな。下手だから。でもポケモン常連の真鍋かをりでもベッキーでもないよなぁ」と思いながら見てた。
別にゲスト声優はいいから、うまい人にしてもらいたいな。
すごく気になる……下手なのが。

ディアルガとパルキアは時間と空間を司るポケモン、ということになっていて、この2体がうっかり出逢って戦い始めたためにえらいことになる、というのがお話の発端で、ひたすら戦っている。
なんで戦っているのか、その理由がさっぱりわからない。
でもとっても強いので、ダークライががんばってもなかなかやめさせることができない。
で、最後は「オラシオン(祈り)」と名付けられた曲とともに「時空の塔」が何やら癒しの波動を出して丸く納まる。

時空の塔の造型と「全体が楽器」という発想はなかなか素晴らしい。
時空の捻れによってどんどんと消えていく町の表現もアニメならではだし、時空の塔の最後の美しさもアニメならでは。
こーゆーのって文章で表現できひんもんなぁ、映像はいいなぁ、と思いながら見る。

なんで戦ってるのかわからない争いと、それを止めるのは「みんなの祈り」と「努力」しかないっていうのも、なんか象徴的かも……。

エンディングがサラ・ブライトマンだった。
なんで……?
10周年だから……???
普通にアニメソングな方が、私は好きやけどな。
テレビの『ポケモン』のテーマソングはどれも元気良くて好きだ。映画だからってかっこつけなくてもいいのに。