舘さんの新ドラマ、『パパとムスメの7日間』初回のビデオをやっと20分だけ見ました。まだ人格入れ替わってません。なので「父の悲哀」バリバリな舘さんです。

最初の、「じゃあこんな感じ?」という空想上の「かっこいいお父さん」シーンには笑ってしまいましたが、その後の「なさけないお父さん」シーンには苦笑。
小さい頃の「パパ大好き!」と言う娘のビデオを繰り返し見ているところでは「なさけない」を通りこして「危ない」と思ったけれど、世の中の「娘の父」というのはホントにあんなに娘が可愛いもんなんでしょうか。

私も“娘”のはしくれだけど、そんなに溺愛された覚えはないぞ。
いや、そりゃ新垣結衣ちゃんみたいな可愛い娘じゃなかったからしょうがないかもしれないけどさ(笑)。

父の、娘に対する偏愛はよくわからないものの、中高生の娘にとっての父が大変にうざいものである、というのはよくわかる。
ねぇ。
なんやろね、あのうざさは。
もうとにかく父親の一挙手一投足がうっとうしくてたまらない、という時期があるんだよね。やっぱり自分自身が色気づいてきて、父親に「男」を見るから嫌になるんだろうなぁ。
しかも大抵はだらしなくてかっこ悪くて、パンツ一丁でうろうろするわ、酔っぱらうとすぐ説教するわ、お母さんいないと自分のものがどこにあるかもわかんなかったりして、「ああ、もう、絶対私はお父さんみたいな人とは結婚しないんだから!」と思っちゃうのだ。

まぁお父さんにしたら、家で普通にくつろいで、普通に生活してるだけのことを、「生活感丸出しで嫌」って言われてもどうしようもないんだけどねぇ。
中高生の娘には、「本当に生活感がないような男とは絶対一緒には暮らせないぞ」という結婚の現実なんかはわかんないもんだから(爆)。

でもドラマ見てて、娘が好意を持ってる先輩より舘さんの方がよっぽどかっこいいじゃん!と突っ込んでしまった。
たとえ変なしましまパジャマを着てても、たとえ娘の小さい頃のビデオをうるうるしながら見ていても、あの先輩よりゃかっこいいやろ(笑)。

ねぇ。
もし自分の父親が舘さんだったら、どやろなぁ。
それでもやっぱり中高生の時代には、うっとうしいもんはうっとうしいんだろうなぁ。
その時にちゃんとうっとうしいと思えないで、まだまだ「パパ大好き! パパよりかっこいい人が現れるまで結婚しない」とか言ってたらやっぱ問題やし。