「うつ病寸前」とか「急性ストレス障害」とか診断されて、それでも「モンゴルには帰国させない!」「甘えるな!」みたいな相撲協会の頑なな姿勢。
どう見てもいじめや。
「どうせまた仮病だろ?」ぐらいに思っているのかもしれない。でも一応医者が「うつ」だと診断している人に、「がんばれ!」と言うのって、一番やってはいけないことなんだけどねぇ。
精神が疲弊している人に向かって「精神力で乗り越えろ!」って言ってもしょうがないでしょう。
朝青龍にはこれまでも数々のトラブルがあって、「自業自得」の見方もあるのかもしれない。でも自殺大国の日本で、追いつめられている人をさらに追いつめることをこんなに公然とやっちゃっていいのかな。
安倍さんを追いつめるのとは訳が違うでしょ。
「精神論」とか「根性論」とか、「これぐらい耐えられない方がおかしい」とか……。いかにも日本的。さすが日本の国技。伝統を大切にしているのね。
もしこれが日本人横綱だったら、日本国内の「実家」には帰してもらえたんだろうかとか、色々思っちゃう。
どう見ても「おまえが犯人だ!」という容疑者にすら弁護の権利は与えられているのになぁ。
ああ、可哀想な朝青龍。
スポーツ
4 Comments
なぜ日本が自殺大国なのか、その原因を垣間見た気がします。ちなみに、日本の自殺率は世界第三位だそうです。一位と二位は経済的に貧しい国なのとは、対照的です。日本は経済大国だけど、心は貧しい国という事でしょう。
返信削除コメントありがとうございます。すぐに感情的にバッシングに走る風潮を見ていると、本当に「心が貧しい」と思いますね。日本が「自殺大国」なのは「切腹」という、「とりあえず死んだら責任は問わない」「とりあえずおまえが腹切っとけ」という伝統(?)があったり、「特攻」のように「大義のためには死んで当然」「生き残る方が恥」みたいな命を軽んじる風潮(あれも集団ヒステリーですが)があるからかなぁ、とも思います。すぐに「村八分」みたいな構造とか……。最近とみにヒステリーが強いように思います。怖いです。
返信削除朝青龍が提出した診断書には疲労骨折と書かれている。疲労骨折とは、普通に言われる骨折じゃないことは医師が既に説明しているのに、マスコミはずっと普通の骨折だと誤解されている大衆へ説明せずにしているのはなぜだろう。この騒動の元凶がマスコミで、朝青龍はマスコミ及び事実不明の大衆からの抗議に耐えられない相撲協会の被害者だけです。疲労骨折というキーワードで検索すればたくさん出てくるが、ご参考までにこのサイトでご確認いただけるでしょう↓http://www.hamaspo.com/sport/vol_163/genba.htmlこのサイトでは、疲労骨折は骨が本当に折れていないこと、スポーツを一時中止で回復することは書かれている。朝青龍の相撲運動に比べられない位の子供との10分位のサッカは痛みを我慢するだけでできるしさし支えないと医師が発言した。なのでマスコミや真相不明者達の誤解や攻撃や相撲協会の保身的な処分に心の病気に追い詰められた朝青龍は謝罪することはまったくない。
返信削除こんにちは。コメントありがとうございます。そうですよね。この騒動、どう考えてもおかしいですよね。マスコミはただ煽ってるだけだし、相撲協会も、曲がりなりにもこの数年間、一人横綱として角界を支えてきた朝青龍を、いじめることしか考えてないですよね。ホントに、子どもと親善サッカーやったぐらいでなぜそんなに激昂するんだか(そりゃ色々前科はあるけど)。先場所の新弟子検査は受検者が0だったそうですが、こんな騒動を見せられたら、ますます角界を志す若者が減るのでは……。
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