なんかカテゴリめちゃくちゃですけど、昨日の『有閑倶楽部』のイメージアルバムから繋がっている話なので。

一時期、少女マンガのイメージアルバムというものがはやりました。私が中学とか高校の時です。今もそーゆーのが売っているのかどうか全然知りませんが、とりあえず今はCDでしょう。私の時代はレコードです。

で。
変であることを目標として生きる私は、そーゆー「誰が買うんだろう?」という代物を買って喜んでいました。
その一枚が今も手許にある『悪魔(デイモス)の花嫁』。
コミックスは友だちに借りて読んでいたので自分では持っていなかったのに、レコードの方は買った。今思えば「レコード買う金あるんだったらコミックス買えよ」という感じですが。

これをわざわざ買った理由は明白です。
デイモスの声があの塩沢兼人さんだったから。
ちょっとしたドラマと歌で構成されるアルバムの、デイモス役が今は亡き塩沢兼人さんだったのですね。
『ゴーショーグン』のブンドル様や『北斗の拳』のレイ様など、きれいどころを得意となさっていた塩沢さんがどーゆーデイモスを演じるのか、是非聞いてみたかった。

塩沢さんはね、さすがに良かったです。
でも美奈子(ヴィーナスも)が伊藤かずえだったのよね。
別に、ドラマ部分だけならそれでかまわないんだけど、歌も伊藤かずえなのよ。
すごい下手ってわけじゃないけどさ……。
そもそも曲が、妖しくない。
あの世界を表現するのに陳腐な歌は必要ないやろ、と思いましたね。インストゥルメンタルでいいのに、と。
Gacktさんみたいなゴシック・ロマンな曲を使うべきでしょ、『悪魔の花嫁』には。

なので実はほとんど聞かなかったレコード……。デイモスのイラストを見て楽しむ(笑)。

もしも実写でドラマ化するなら(絶対ないか)デイモスはGacktさんで(笑)。そのまんま魔王やから、役作りはいらないでしょう(爆)。でも誰が美奈子? 嫌やな、やっぱり。美奈子の出てこない話作ろう(笑)。

他にも『エロイカより愛をこめて』のレコードとか、清水玲子さんの『ミルキーウェイ』というCDとか、持ってます。
買わなかったけど借りてダビングしたテープなら、新井素子さんの『星へ行く船』シリーズ(これはマンガじゃないな)、『摩利と新吾』……『南京路に花吹雪』

『南京路〜』のイメージアルバムはなかなか曲がそれっぽくてよく聞いてた。
あのマンガはそれこそ8月くらいに2時間前後編ドラマスペシャルとかでやったら面白いんじゃないでしょうか。戦争について……日本と中国の関係について、色々考えさせられると思うなぁ。
誰が悲劇の美青年黄子満をやるかが大問題ですけどね。
不細工な子がやったら怒る(笑)。

昔、宝塚ならできるだろうと思って、『南京路』の前段の『蘇州夜曲』をやってくださいと歌劇団に手紙を書いたことがあったような気がする。
黄は涼風真世、本郷さんは剣幸で上海リリー(だったっけ?)をこだま愛ちゃんがやる。
こだま愛ちゃんのリリーは絶対いいぞ、と思ったけど、やってくれなかった。
本郷さんは今なら久世星佳さんの方がいいかな、という気もするけど、黄は涼風さん。他にはたとえタカラジェンヌでもダメ(笑)。今は涼風さんもすっかり女優で、アントワネットとかやってらっしゃいますけどね……。メフィストの頃の涼風さんで、黄が見たかったな。

そんなわけで『南京路』の作者森川久美さんのサイトはこちら。ああ、黄の出てくる話また書いてくれないかなぁ。

<追記>


『南京路』のイメージアルバム、2年前にCD化されたらしい。え〜〜〜〜っ、どうしよ、買わなあかんやん!(買わんでいいって)