��話の感想をUPしてからずっとほったらかしだった『地球へ…』と『精霊の守り人』。ちゃんと毎回録画している。
見るのはいつも2話ほどためてからなんだけど、どうにか両方とも最新まで追いついた。

実のところ『地球へ…』の方はもう見るのがめんどくさくて、けっこうどーでもいい。
なんだろ? あまり面白いと思えない。ジョミーには全然感情移入できなくて、キースはかっこいいけどあんな奴だし(笑)、一番“わかる”のはマツカか。
そーいえばシロエのことは前に書いたんだっけ。
やっぱりミュウ側のドラマよりもキースの周辺のドラマの方がこう、ぐっと来るんだよなぁ。
「化け物」と呼ばれても、同類であるはずのミュウよりキースを選ぶマツカって、実にいいキャラクターだもんね。好きやわ。

で、『精霊の守り人』。
こっちは毎回楽しみに見てる。
絵にはすっかり慣れ、アクションシーンはかっこいいし、健気なチャグムにも、身も心も強いバルサにも泣かされるし、もうあと4回ぐらいで終わっちゃうのかと思うと少し残念なような。
バルサの育ての親、ジグロの戦闘シーンは圧巻!
めちゃめちゃかっこよかった。
アニメならではの動きに感動しつつ、「もしこれを文章で表現しようと思ったらどう書けばいいのかなぁ」と考えてしまった。コマ送りにしてメモったらアクションを書く訓練になるかもしれない。
しかも泣けるんだな、ジグロのエピソード……。
本物の“強さ”は腕っ節だけじゃありませんからね。

でも『精霊の守り人』で一番好きなのはタンダ。
いや、タンダという男が好きなのではなく、タンダとバルサの関係が好き。
幼馴染みで、タンダはずっとバルサのことが好きなのに、バルサの方はそーゆー感情とは縁遠くて、「そんなこと考えたこともない」でいつもタンダが空振りするところが好き(笑)。
女の方がめっぽう強くて、男の方が「戦いに出た恋人の帰りをじっと待つ」になってるのがなんとも良い感じなのよね。
「帰りを待つ」ことによってタンダはちゃんとバルサのことを守っているんだけど、バルサの腕っ節が強すぎてどうにも立場弱いっちゅうか。

タンダが先に死にでもしない限り、バルサは自分の中のタンダの存在の大きさに気づかへんねやろな、みたいなところが実に楽しくて良い二人の関係。

う〜む、あと4回か。
チャグムがどうなるかも気になるが、タンダが最後まで空振りし続けるのかどうかも気になる(笑)。