1か月前に届いていた『DRUG PARTY』のDVD、やっと見ることができた。
あのライブの時は、私は会場まで行く途中にコンタクトを片方なくし、会場に着いたら着いたで開演が1時間遅れ。そのおかげで最後までいることができず、泣く泣く途中で帰ってきたわけで……。

やっと最後まで見られた。

最後までいれば良かった、と切に思った。
たとえ電車がなくなっても、たとえ駅のホームで夜を明かすことになっても、『Mirror』の掛け合いしないで帰ったらライブに参戦したことにならないよなぁ。
逃した魚はやはり大きすぎ、っていうか。
悔しい……(涙)。

私が見ていた『birdcage』までの16曲は非常に妖しく艶めかしいステージングで、ホントに画面で見ているだけでもぞくぞくしてしまう。
今は大河の撮影のためにかなりガタイをでかくしていらっしゃるし、雑誌の写真なんかを見ても男っぽいというかたくましい感じが強い気がするのだけど。
『DRUG』の時はエロさを強調するために(?)体を絞ってらしたので、実にお美しく色っぽい。

決して「女っぽい」わけではなく、「中性的」というのもなんか違う気がする。
前に『黒蜥蜴』の美輪明宏さんを見た時に、「女のように美しい」じゃなくて、「女以上に美しい」んだよなぁ、と思ったのだけど、Gacktさんは美輪さんと違って女装してるわけでもないので、なおさら「女以上に美しい男」なんだと思う。
美しい……色気がある……艶めかしい。

「艶(なま)めかしい」って、新明解には「女の人の上品な美しさの中に、性的魅力が感じられる様子だ」って書いてあるんだけどね。男の人には使っちゃいけないんでしょうか。
光源氏は艶めかしかったんじゃないのかな。

きっと男の方が本来美しいんだよ。
孔雀だって何だって、動物界では♂の方が断然綺麗にできてるんだもん。きっと人間だって同じなのだわ。

私が見られなかったアンコール部分、『Mirror』以降の3曲は一転「オラオラ、行くぜーっ!!」と威勢のよい“やんちゃ”Gacktさん。
妖艶なのも好きだけど、やんちゃなのもまたかっこよくて可愛くて、たまらないのよねぇ。
ああ、見ているだけで幸せ。

『Mirror』は、GacktさんがドラムでYouさんがボーカルというバージョンが特典収録されています。
またこれが……笑わしてもろた。
もうYouさん最高!!!!!
普通にしてたらすごいかっこいい人なのにねぇ。
「アホや〜」とGacktさんが素で笑いこけてて、またその笑顔がめちゃ可愛いし。ほんまあの笑顔はもう……妖艶なのもやんちゃなのもいいけど、やっぱり笑ってるのが一番か、と思ってしまう。

それにしてもこんなの見たら、「次のライブはいつ!?」と思ってしまう。毎日必ずアルバムは聴いてるけど、やはり生のステージが見たい。あの空気を感じたい。同じ時間を生きたい!

「S.K.I.N」としてのライブがあるかもしれないのかな、と思うけど、でもやっぱりGacktJobのステージが見たい。
あのYouさんのはじけっぷりを見たら……GacktJob最高!
コミカルな部分だけでなく、もちろんシリアスなステージングでもメンバーみんな素敵やもん。

なんか、今までのライブDVD片っ端から見たくなってしまった。ああ、用事が手につかない……。