先週の木曜ぐらいから風邪気味で、喉が痛い。
昔は風邪を引くとすぐ鼻に来ていたのだが、ここ数年は喉に来る。喉の奥の方が痛くて、気管支というか、胸の辺りが痛くなる。
風邪を引いてしんどくても私はめったに熱が出ない。
熱が出たら合法的に色々さぼれるのに、と思っていつもとてもつまらない。

それはともかく。
医者に行くのはめんどくさいので(この時期絶対混んでるし、下手に行くと別の風邪やインフルエンザをもらう可能性がある)売薬で済ませているわけだが、最近の私のお気に入りは「ベンザブロック」!

「あなたの風邪はどこから?」
「私は喉から」

喉から、熱から、鼻から、と確か3種類あるうちの、もちろん「喉から」タイプ。
銀のベンザブロック。
これが私にはとてもよく効く。

昨日の朝、「あまり連続して飲むのは良くないし、今朝はましだから飲まないでおこう」と思ったらどんどん喉の痛みが激しくなって、どーんとしんどくなって、夜、子供を体操クラブに連れて行く前に結局飲んだ。
そしたら効果覿面。
効き過ぎてやばいのでは、と思うほどだ。
もしかしてベンザブロック中毒になっているのでは?と思ったり。

「銀のベンザ」の主成分はイブプロフェンと塩酸プソイドエフェドリン。
イブプロフェンは、頭痛・生理痛によく効く「イブA」の成分。要するに痛み止め兼解熱剤。
喉の痛みが楽になったといっても、別に風邪が治っているわけではなく、薬で麻痺されてるだけなんよね。
まぁ「風邪を治す薬はない」ので、仕方ないのだけど。
もしかして「イブA」や「セデス」を飲むだけでも喉の痛みは楽になるのだろうか?

塩酸プソイドエフェドリンの方は、鼻づまりの薬である。
数年前にひどい花粉症を発病した夫が「これじゃないと効かない!」と愛用している「パブロン鼻炎カプセル」と同じ成分。

「喉から」と言いながら、鼻の薬が入っているのだ、銀のベンザ。
まぁ鼻づまりの結果、口呼吸ばかりになって喉が痛くなることも多々あり、私も鼻炎持ちで鼻汁が喉へ流れる結果喉の症状として表れるみたいなので、効果的な配合なのであろう。
実際よく効くし。

確か「鼻から」のベンザには塩酸プソイドエフェドリンは入っていなくて、違う成分が入っている。
これがまた面白いところだと思う。
「鼻から」のベンザを買って、鼻づまりが改善しない人は「喉から」の方を買ってみてはどうでしょうか。
パブロンを切らした時、夫は銀のベンザを飲んでいるし、鼻づまりには塩酸プソイドエフェドリンである。

時節柄、皆様もどうぞご自愛下さい。