……カテゴリが「スポーツ」なのは正しいのだろうか?
昨日の「ドリー・ファンク・ジュニア」の件で思い出したので、まぁその繋がりで。

昨日、ドリー・ファンク・ジュニアについてちらっと検索などかけてみて、そこに出てくるプロレスラーの名前をけっこう覚えていて、自分でもびっくりした。
スタン・ハンセン、ミル・マスカラスは昨日も書いたけど、ブローザ・ブローディとかアンドレ・ザ・ジャイアントとかタイガー・ジェット・シンとか、「知ってる知ってる」。

タイガー・ジェット・シンって、アラブのおじさんみたいな人でしょ。サーベル持ってる悪役でさぁ。

と、こーゆー話を誰にすれば「そうそう」と突っ込んでもらえるのだろう(笑)。
うちの夫は絶対プロレスなんか見てそうにないから話しても無駄だし、まさかママ友で「私はスタン・ハンセンが好きだった」とか言う人もいまい。
私だって、弟がプロレスを見ている同じ部屋にいただけのことで、そんなに真面目に見ていたわけではないはずなのだ。
ないはずなのに、なんでちゃんと覚えてるんだろう。
実は当時は好きだったのだろうか。

当時は夕方の5時かなんかにレギュラーでプロレス中継をやっていて、それを毎週のようにそばで見られたら、まぁ嫌でも色々覚えるってことでしょうね。
うん、「嫌」ではなかったような気がするな。
流血の乱闘とかも、別に平気だったと思うし。

現実のプロレスがそんなに好きだったわけではないはずだけど、アニメ『タイガーマスク二世』はかなり好きだった。
今調べたら、1981年の放送となっている。
私は中学生になったばっかりぐらいかな?
弟はまだ小学生。
このアニメをきっかけに「実物」のタイガーマスクがリングに登場して、人気になったのだ。
でもアニメの評判は悪かったらしい。
私は好きだったけど。

初代タイガーマスクと同じ児童養護施設で育った亜久竜夫くんが、普段は冴えない新聞記者、リングに上がるとめちゃくちゃ強いタイガーマスク二世となって、宇宙プロレスとかいう組織の悪役たちと戦うお話。

主人公の名前、東映アニメのサイトでは「亜久達也」になっている。なぜだ、製造元じゃないのか、おまえ。
私の記憶では絶対「竜夫」。漢字はともかく、音は「たつお」のはずだ。

「プロレス」の話としては、かなり無茶苦茶でつまらなかったのかもしれない。
でも私は、「普段は冴えない新聞記者」の竜夫くんが好きだった。彼の同僚の、黒のつなぎで颯爽とバイクを駆るお姉さんとの恋愛模様が楽しくて好きだったのだ。
お姉さんは当然竜夫くんがタイガーマスクだとは知らなくて、スポーツ記者なのでタイガーマスクの正体を追っていたりもして、普段は頼りない竜夫くんのことを、色々言いながらも気になっていたりなんかして、そのすれ違い加減がラブ・コメのようで楽しかった。

お姉さんの声、小山茉美ちゃんだったし。

最終回で、まぁ二人はハッピーエンドみたいな感じになるんだけど、「傘に隠れたキスシーン」で終わって、それが中学1年女子にはとってもお洒落に見えて、30年近く経った今も忘れられないのだった。

全然プロレスの話ちゃうやん(笑)。

♪暗い闇切り裂いて 明るい朝日が射すように
地獄からよみがえる タイガーマスクの白い牙
待ってる 待ってる 待っている〜
みんな待ってる 正しい力〜♪

オープニング、まだそらで歌えるぞ。
「力が正義ではない! 正義が力だ!!」っていう台詞が入るのよねぇ。

オープニングを歌っていたのはアニソンの帝王・水木一郎さん。このCDに入っています↓

ちなみに水木アニキはデビュー40周年だそうで。
記念ベストも発売中↓。

こっちには「タイガーマスク二世」は入ってませんけど、「グランプリの鷹」などおすすめですね。
「グランプリの鷹」はエンディングもすごいいい曲です。

♪風よ 忘れないでくれ
おまえと一緒に駆けていった
男の 男の 夢を〜♪

「レーサーブルース」というタイトルなのだそうだ。
そこまでは覚えていなかったな。

だから何の話なの?(爆)