終わっちゃった……。
8回なんて早すぎる。
あっという間だった。

HDDレコーダーが信用ならないので、昨夜はテレビの前で待ちかまえて生で見ました。
こーゆー時に限ってちゃんと録画できてるものですけど。

前後編の前編を見逃したとはいえ、まぁ話の筋は大体わかる。でも「筋」じゃないのよぉ。とにかく萬斎天狗が見たいのよぉ!!!!!
いや、もちろん筋も好きだけど、最終回は天狗は鉄砲傷を負って米倉に逃げ込んで飲まず食わずで4日間も大阪城の侍達と対峙し続ける、ということで、天狗様の出番は意外に少なかったのよね。
天狗を助けようとする人たちの動きの方がメインというか。
今回も近藤勇は非常に「男前」だったし。

うちの息子に「山崎邦生」と言われてしまった緒方直人くんだけど、この近藤勇は本当に素晴らしい出来だった。
なんか、いつの間にこんなに渋くなっちゃったんですか、という感じで、「近藤勇ってこーゆー男だったのかな」と思える出色の役作り。

その分、土方が思いきり割を食ってたけど(あの土方はなぁ。杉本哲太がどうこうというより、そもそもキャラ設定的にヤな奴)。

崖っぷちで鉄砲で撃たれてからどうやって米倉まで行ったのか。近藤のおかげで無事大阪城から出られたのはいいけど、あの状態からたったの10日で近藤と申し合いができるぐらいまで復活できるものなのか。

相変わらず突っ込みどころも萬斎。いや、満載(笑)。

大阪城で正体がばれたにもかかわらず、ちゃんと天狗の格好で近藤と申し合いしてるし。
「今夜はこのへんで。さらば!」と言ったとたん、「完」!
えええええええーーーーーっ。
いや、この「ズバっ!」と感がまた。
心憎い。

でも8回は短い。
もっと見たい。
正体ばれたんで、この先「天狗」として活躍していくのは難しい気はするけど、でも続きが見たい。続きじゃなくて遡っても全然OKよ。

もっと萬斎様が見たいです〜〜〜〜〜〜。

昨日は途中ずっと「絶体絶命」な苦しい天狗だったけど、またその手負いの天狗がかっこいいっちゅうか美しいっちゅうか、妖しいっちゅうか。
そそられる(爆)。

萬斎様って、やっぱり表情がもうたまらない。
あの目と、口元の微笑と。
こう、不敵というか、圧倒的な自信と余裕というのかしらん。まったくただ者じゃないあのたたずまい。
なんでみんな天狗だって気付かへんねん!
倉田典膳として過ごしてる時も一人だけ違う星の人みたいだと思うけど。

ああ、終わっちゃってさびしい。

でも次の土曜時代劇「オトコマエ」もかなり楽しみ。
『のだめ』のクロキンこと福士くん主演の青春捕物帖。
「遠山の金さん」として柴田恭兵さん、悪役奉行の方は片岡鶴ちゃんということで、いかにも面白そう。

でもでもでも、やっぱり萬斎様は特別よねぇ。
一日も早い再放送お願いします、NHKさま。