昨日の夜、突然息子が発熱。
夕方から「頭が痛い」とか「疲れた、だるい」などと言ってはいたのだが、「久しぶりに歩いたからやろ」とあまり深く気に留めなかった。
だって「だるい。もうダメ〜」と訴えながらも相変わらずしゃべりは絶好調。夕飯のフライの用意も手伝ってくれていたし、せっせとノートにオリジナルゲームを書いていたりもして、全然元気そうなのだ。

夕飯時、せっかく自分も手伝ったフライを「食欲ない」とあまり食べられなくて、やっと7時半ぐらいに「そんなに言うならいっぺん熱計ってみ」と体温計を渡したところ。

「げっ、大変や!38℃もある!!」
といたって元気そうに叫んでくれた。
熱があるとわかってもやっぱりゲームを書くのはやめないし、早く寝るのも嫌そう。
風邪じゃなくて知恵熱なんじゃないの……と思ってしまったが。

今朝、起きて計ったら37℃。
さっき計ったら36℃。
明日、始業式なのでとりあえず大丈夫かとホッとした。
やっぱり知恵熱か?(笑)

しかし夜中はけっこう怖かったのである。
「早く寝なさい!」で9時ぐらいに床に入って、10時ぐらいにふらふらと起き出してきたのだが、完全に寝ぼけている。
言っていることの意味がわからない。
こっちの言うこともあまりわかっているように見えない。
水を飲ませてまた布団に入れたものの、またすぐに起きてくる。
何かとても不安らしい。
「近くのものが遠くに見える。遠くのものが近くに見える」などと言い出す。
早く寝に来てくれ、と訴えるので(私たち親子は一つ部屋で寝ている)私も大急ぎで就寝。

よしよし、と頭をなでながら寝かしつける。
こんなことするの久しぶり。
そういえばかなり大きくなるまでこうやって添い寝しないと寝なかったよなぁと思い出す。

子どもの不安が伝染したのか、子どもの具合を心配する心理のせいか、「戦火をかいくぐって子どもを守る夢」を見た。
「戦火」というか、「ゲリラに制圧されました」という感じなのだ。
どこかの建物にいて、吹き抜けの上の階から銃弾が降ってくる。
でも同じ建物の別棟かどこかには「のほほん」としている「上流階級の人間」みたいのがいて、そこまで逃げていって「大変だよ!」と訴えるのにやっぱりその人々は「のほほん」としている。
で、私と息子はどうにか外へ逃げ出すのだった。

その夢の後、今度は「とことん石ノ森」の見過ぎか、というような夢を見た。
やっぱり攻撃されて逃げているのだ。
絶体絶命になって、自分が捕まるとヒーロー(よくわからない。恋人なのかもしれないが、攻撃側の真の目的となる人物がいるのだ)が窮地に立たされると思って、私は自ら剣を胸に突き立てて死を選ぶ。

が、目が覚めるのだ。ベッドに横になって。

私は改造人間だったらしい(爆)。
いや、別に仮面ライダーやキカイダーではなさそうなのだが、ともかく何か特殊な人間で、そう簡単には死ななかったのである。私は自分がそういうものであるということを知らなかったらしい。

その辺で目が覚めた。
寝た気がしないったら(笑)。