あははは。
しつこい!

でも先日「続編が!」で書いた時はまだ買っていなかったので、肝心の続編の内容については何も触れられませんでしたから、改めて宣伝(笑)。

だってやっぱ、ちゃんと打ち切りとかじゃなくて最後まで続いてほしいし。
『ダークグリーン』は最初の2巻目までは『少女フラワー』に連載されていて、「軍隊とか出てきて雑誌の方向性に合わない」ということで「打ち切り」になっちゃったらしいんですよ!
なんと偏狭な。
それで、『コロネット』の方へ移動したらしいのです。
もし『コロネット』がなかったら、そっちが受け入れてくれなかったら、あわや『ダークグリーン』は序盤の2冊だけで終わっていたかもしれないのですね。

あの名作がふいになっていたかもしれないのです。
あなおそろしや。

今回の『ディープグリーン』はMiChaoというWebコミック上に連載されているので、打ち切りとか、あるのかどうかわかりませんが。
『ダークグリーン』は小学館だったけど、『ディープグリーン』は講談社。『ダーク』の文庫版はメディアファクトリーだったし……。森川久美さんも「さまよえるマンガ家」になってらっしゃるけど、実績のある作家さんでもなかなか発表の場を確保するのは大変なんですね、ほんとに。

で!
20年ぶりの続編、『ディープグリーン』。
1巻ではまだまだ序の口、海のものとも山のものとも……という感じです。
いえ、私はリュオン君が出てきただけで「きゃ〜!」となりますし、前の話を知ってますからわくわくしますけども、『ダーク』を知らない読者にとっては少しイライラする展開かもしれない。
1巻目ではホントに、あんまり話が進まないので。

『ダーク』の時は美大ろーにんの青年(20歳前)ホクト君がリュオンの相手役だったんですが、今回は高校1年生の舞ちゃん。
なんか、すごく昔懐かしい少女漫画!って感じになってます。舞ちゃんの親友の優ちゃんは「2年になったら生徒会長に立候補する」なんて言ってる珍しい(!)人種だし、部活の先輩は当然かっこよくて舞ちゃんの「夢騒動」に親身になって関わってくれるし、舞ちゃんの父親違いのお兄ちゃんは「うちの妹にケガさせただと〜!」と「先輩」を睨みつける美形だし(しかも家事全般を切り盛りしているときた)。

ああ、少女漫画ってこうだったわよね〜、みたいな(笑)。

今の少女漫画でもやっぱり「かっこいい先輩」とか、ちょっとドジなヒロインの親友はちゃきちゃきしててヒロインを引っ張り回したり世話を焼いてくれたりとかするのかしらん。

私としてはホクト君が好きだったので、「なんだ、女の子かよぉ」という気もいたします(笑)。
「かっこいいお兄さん」出てこないとつまんないっしょー、やっぱり。高校生の「先輩」ぐらいじゃおばさんにはね〜(爆)。
舞ちゃんのお兄ちゃんも活躍するのかなぁ。
ホクトは出てこないのかなぁ。
『ダーク』の世界から10年以上経ってて、「R-ドリームなんて都市伝説だろ」と言われているような状況設定。
『ダーク』で活躍した人たち、やっぱり少しは出てきてほしいな〜。ジャーナリストのルパート君とか、出やすそうだけどな……。

『ダーク』を読んで改めて『ディープ』を見ると、絵がきれい。リュオン君は前以上に美少年になっている感じ。
この先どうなっていくのか、やっぱり人類は「R-ドリーム」の警告を無視して破滅への道をたどっているのか、リュオンと舞ちゃんが戦う相手は……。

佐々木先生、再開ありがとう〜♪
楽しみにしてますのでがんばってくださ〜い。
(と、ここで書いても届きませんか)

☆追記☆
今佐々木先生の公式サイトを覗いたら、『ディープ』の5話は「ホクトの影」で、6話は「ホクトの居場所」だって!
やっぱ出てくるの?????
ホクト何歳?(笑)。
やっぱMiChaoに入会するしかないかしら……待ちきれないわ。