そんなわけで。

またダウンロードしてしまった、宝塚の音楽。

TCAミュージックのサイトで、色々ダウンロードできるのですね。最近のものが多いのですが、時々「リバイバルシリーズ」で昔の、同じ公演を何度も見に行っていた頃の公演もUPされるので、ついつい手が出てしまう。

昔の公演、VHSテープでかなりストックしてあるんだけど、DVD化も滞っていて、なかなか見たり聞いたりできない。

それに、こうしてきちんと「売り物」になっている音源はやっぱり音がいいので、お金を払ってダウンロードする値打ちがある。パソコンに入れとけばいつでもBGMにできるし(でもさすがにステージの音楽というのは、「世界に行ったきり」になってしまうので、あまり“考えて書く時”には向かない)。

今日ダウンロードしたのは星組の『レビュー・オルキス~蘭の星~』と、花組93年版『メランコリック・ジゴロ』、そして単品でトウコちゃん(安蘭けい)の『Blues Requiem』。

『レビュー・オルキス』は『エル・アルコン』の時のショー作品。最近の作品はほとんどテレビで放映されることがないので、もう一度見ることがかなわない。ぐっすん。のっけからトップコンビが「おじいちゃん・おばあちゃん」で出てきて、音楽聞いてるだけでも楽しい[E:note]

もちろん『エル・アルコン』の楽曲もダウンロード済み。トウコちゃんの歌声は癖になるのだ。


しかし。

今日はなんと言っても『メランコリック・ジゴロ』!

春に真飛聖さんのトップお披露目として名古屋で再演された『メランコリック・ジゴロ』。1993年に安寿ミラ、森奈みはる、真矢みきのゴールデンメンバーで上演された正塚晴彦先生の作品。

とってもお洒落で楽しくて、大好きな作品だったんだよね。

再演のおかげでこうして音楽だけでも聞けて嬉しい(感涙)。

やっぱり、「良かったな」と思う公演は話の内容だけでなく、音楽も良いのだ。正塚作品だから、音楽、甲斐先生かな?(※嘘八百です。高橋先生だってば!)

ヤンさん(安寿ミラ)は、すごく歌がうまいわけでも、すごくお芝居がうまいというのでもなく(ダンスはぴかいちでしたが)、でもなんか不思議に味わいがあって、「色の濃い」みきちゃん(真矢みき)とのバランスが良く、みはるちゃんがまたとっても素敵で、当時の花組の作品はけっこうどれも好きだったなぁ。

今度『銀ちゃんの恋』(蒲田行進曲)が再演されるので、ノンちゃん(久世星佳)ヴァージョンもUPされるかなぁ、と今から期待。

『BLUFF~復讐のシナリオ~』も再演されへんかなぁ。そしたらきっと昔の公演の音源が……。