オリックスが2位を確定した嬉しいニュースとともに飛び込んでくる、ちょっとイヤ~なニュース。

大麻所持で相撲協会を解雇になった若ノ鵬くんが、「八百長問題」で法廷に立つという。
そう来たか、みたいな。
「八百長」に関しての真偽はともかく、「辞めさせられた腹いせ」なんだろうな、って思うよね、やっぱり。

若ノ鵬くんは確か、「解雇処分は無効だ」みたいな裁判も起こしてたでしょ。
大麻なんかやってたあんたが悪いんじゃないか!と言った上で。
若ノ鵬くんも可哀相だなとは思う。
きっと、「法律」しか味方がいないんだろうなって。

誰も、「そーゆーことはやめた方がいいよ」って言ってくれないし、「今後の身の振り方」について親身になってくれる人もいないんだろうな、って。

大麻に手を出して解雇されたことは、確かに「自業自得」ではあるんだけど、でも当時彼は未成年だったし、「親方の監督責任」って絶対あるでしょう。

しかも外国から連れてきたんだよ。

若ノ鵬くん自身が相撲ファンで日本まで押しかけてきて弟子になったっていうんじゃなくて、親方が連れてきたんでしょう? 「面倒見ます」って言って、親ごさんから預かったんだと思うのに。

「悪いことしたんだから辞めろ。辞めたらもう関係ない」みたいな態度はどうかと思う。

「相撲はただのスポーツじゃない」「親方と力士の関係は、ただの雇用関係じゃない、家族同然の、師匠と弟子という特別な関係だ」と言うんだったら、たとえ公的には「悪いことして解雇」でも、私的には「今後のこと」について親身に奔走してあげるべきじゃないかなぁ。

日本での「親代わり」だったんじゃないの?って。

北の湖理事長は理事長辞めても理事に居座ったままだし、間垣親方も理事は辞めたけど親方は辞めてないし、若ノ鵬が「自分だけが不当に厳しい措置をされた」って逆恨みのような感情を抱いても仕方ないよね。

「おまえさえいなければこっちは元通りだ」って感じじゃない。

「おまえにそんな悪さをさせて、これじゃあお母さん、世間様やご先祖様に合わせる顔がない。おまえを殺してあたしも死んでお詫びするしかないよ」ぐらいの気概は見せるべきでしょう。

「相撲はただのスポーツじゃない」って言い張るんならさ。


まぁ、若ノ鵬くんも、腹いせに「あることないこと」証言するっていうのはやめてほしいけど。

どこまでが「あること」か、が問題ではあるんだけどねぇ……。