『コナン』の映画を見に行った時に、ポケモン映画の予告編を見たのだけど。

なんと、出演声優陣の中に美輪明宏さんの名前が!

タイトル・ロールである幻のポケモン「アルセウス」の声を務められるそうだ。

へぇぇぇぇぇ。

まさしく「伝説のポケモン」やな、アルセウス。

ダークライは石坂浩二さんやったし、ミュウツーは市村正親さん。けっこう大物が登場するんだよなぁ、ポケモンって。

それに、ポケモン映画って、けっこう難しい。

「ミュウツーの逆襲」を初めて見た時はすごいびっくりしたもんね。え、こんな哲学的なものをちっちゃい子に見せるの?って。

しかも暗いし。

遺伝子工学によって生み出されたミュウツーは自身の存在意義が見いだせず苦悩しているんだもの。

そして、「オリジナル」も「コピー」も同じ尊い「生命」なのだ、ってゆー終わり方をする。

なんちゅう深い話や、と思って感心した。

「ディアルガvsパルキアvsダークライ」から始まった今作までの3部作も、「時間」と「空間」をそれぞれ司るポケモンに、「反転世界」。そしてアルセウスは「世界を創造した神と呼ばれるポケモン」。

どこまで壮大なんだか。

ちらっと映画の公式サイトをのぞくと、ギリシャへのロケハンレポートが。

メテオラの修道院やパルテノン神殿やデルフィの遺跡。おおっ~。古代文明好きにはたまらない画像やけど、しかしポケモン映画ってほんとにすごいな。ギリシャ行っちゃうんだ。

そういえばポケモン映画の「背景」っていつもものすごく綺麗で凝ってるもんなぁ。すごくクオリティ高い。

その美しい景色の中におなじみのポケモン達が「野生の王国」さながら群れてあるいは空を飛び、海を泳ぎ、陸を走り……オープニングの映像だけでけっこう感動しちゃったりする。

我が家ではここ数年、親子3人でポケモン映画を見に行くのが夏休みの定番になっているんだけど、ほんとのところ親の方が楽しみにしているような(笑)。

やっとDSと「プラチナ」(ゲームソフトね)を手に入れた息子にとっては、今年は初めて前売り券についてる「ポケモンプレゼント券」が利用できるし、劇場ではアルセウスも受信できるということで、そっちはすごーく楽しみにしているんだけどね。

「映画そのもの」を楽しみにしているのかどうかは、ちょっと疑問。

テレビアニメの「ポケモン」の方は、もう全然見てないもんな~。

「遊戯王」や「リボーン」や「ドラゴンボール改」の方がよほど熱心に見てる。


ともあれ、今年も親はポケモン映画、楽しみです♪