結局未来編の始まる16巻から22巻までを中古で手に入れ、23巻と24巻は新品のを買ってしまいました♪

いつも利用するスーパーの中の本屋さんでは24巻が売り切れていて「ええっ、そんなっ!」と思いましたが、別の書店でめでたく24巻Get。ああ、良かった。

おかげで他のことが手につきません(笑)。

我ながら一旦ハマるとその後の加速がすごいです。あっという間に「中毒」状態になります。今、ケータイの待ち受けも山本や~。ずっとGacktさんやったのに。

Gacktさんに勝つ山本。すごい(笑)。

でもケータイを開けてすぐ出てくるオープンフォトはGacktさんなのよ。一瞬おいて山本になるの。

それはさておき、先月出たばかりの最新24巻。いや~、びっくりしました。そーゆーことだったのかと。すっかり騙されてたなぁ。もう一度未来編を最初から読み返したくなる(って、別にこーゆー展開じゃなくても買っちゃったから読み返すけど)。

最初は1話完結的ギャグマンガなイメージだったお話が、黒曜編からバトルマンガになり、未来編ではバトルだけでもない壮大なストーリーマンガになって……。この人すごいな、って感心しながら読んでます。

「未来編」って主人公達が10年後にタイムトラベルして、そこで起こっている非常事態に対処しつつ成長していくんだけど、でもこれ、最後にどーゆーオチにするんだろう、私だったらどうケリをつけるだろう、ってすごく考えちゃう。

タイムトラベルって、「鶏が先か卵が先か」みたいになっちゃうでしょ。10年後の世界で経験を積んで成長しちゃったツナ達がそのままの記憶と“めちゃくちゃパワーアップした自分”をもって過去に戻ると、「その後」は絶対に違う展開になるはずで。

彼らが経験した「10年後」ではない未来が紡がれていくはずなんだよね。

だから、「未来編」で描かれる出来事や登場人物はすべて「なかったこと」というか、「別なふう」になるはずで、ツナ達が過去に帰った瞬間、「10年後世界」は崩壊してしまう。

「パラレルワールド」が存在するのなら、「消滅」はしないのかもしれないけど、でもそのまま時間が流れていくのは変だ。「死んでしまったはず」のものが生きていたり、そうなるとみんなの記憶や感情にも変化が起きているはずで、さっきまでの「戦い」だって「なかったこと」になって、えーと……。

どうなるんだろー。

「パラレルワールド」が存在するのなら、そこではそのまま続いていくのかなぁ。「変わった未来」はまた別のパラレルワールドとして展開して、あの「10年後世界」の住人達は「戦いの記憶」を抱えたまま、生きていくのかもしれない。死んだ者は死んだまま、生き返りもしないで。

それにパワーアップして過去に戻ったツナ達はどうなるんかなぁ。最強すぎて、もうお話は続かないよね。でも「過去に帰る時には記憶をなくしてる」とかそーゆーのイヤやし。

「夢オチ」も絶対やめてよ(笑)。

なんとなく、あの「10年後世界」そのものが、白蘭の能力によって引き起こされた「存在しないはずのパラレルワールド」のような気もしてきたけど。


と、ごちゃごちゃ難しいことを考えた頭をクールダウンしてくれるためにか、24巻後半の「10年後ヴァリアー」のところはお笑いで楽しい。

10年後なんだから、XANXUSはもう34歳。ルッスーリアが35で、スクアーロが32。

みんなおっさんやな(笑)。

でも全然成長してない、っつーか、落ちついてない、っつーか、ルッスーリアさらにうざくなってるし(爆)。

あ、XANXUSは成長してるのかな~。リング戦の後、どーゆー処分を受けたんだろ、あの人。24巻のラストページはぐっときちゃったわ。

そーいえばアニメのXANXUSの声って志々雄真実(『るろうに剣心』)とおんなじだよね。池田政典さん。確かに似たキャラクターではある。志々雄も発熱体質で炎出してたし。……ってゆーか、最後自分自身が発火して燃えて死んじゃったんだっけ……。

飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)と時雨蒼燕流(しぐれそうえんりゅう)はどっちが強いんだろーとか、スクアーロと比古さんを闘わせてみたいな♪とか、ついでに斎藤ちゃんの牙突はどうかいな、とか、色々妄想して楽しむ今日この頃。

ルッスーリアの相手はやはりオカマの鎌足か(爆)。


25巻はいつ出るのかな。早く読みたい。