わはは。

読み出したらやめられない止まらない。26巻から最終42巻まで、お友達に借りてきたのはつい先日、土曜日のことでしたが。

あっという間に最後まで読んじゃった。きゃ~、もう、何やってんの、私ったら!

でもやっぱり面白いね~。さすがだわ。

『ドラゴンボール』、アニメは昔見てたし、連載の最初の方はジャンプ本誌でも読んでた。でも後半はアニメもあまり見なくなって(さすがに社会人になってからは見てなかった)、魔人ブウ編なんかはついこの間、初めてアニマックスで息子と一緒に見た。

連載の最初って、私、まだ高校生くらいだよね。

マンガが終わってもアニメ放送が終わっても、ずーっと人気を誇っていることは知っていたけど、正直この年になってまた『ドラゴンボール』を読むことになるとは思ってもみなかった。

これも息子のおかげ!?

いえいえ、「いつでも好きなの借りていってね~」と言ってくれるお友達Kちゃんのおかげ(『バナナフィッシュ』や『犬夜叉』もKちゃんに借りた。Kちゃんちは「マンガ図書館」ばりにマンガがいっぱいある。羨ましい)

ありがたや。

昔から、ピッコロが好きだったんだけど、今回最後まで一気に読んでみて、「やっぱりピッコロだ~!」と改めて好きになった。

ピッコロって、ハンサムじゃない?(笑)。

もともとは悪役で登場してるのに、徐々にいい人になっていくところが好き。単純な「正義の人」でないところが魅力やなぁ、と思う。

そーゆー意味ではベジータも似た立場のキャラクターだけど、うーん、ベジータは今ひとつ、好きになれないなぁ。ブウ編で「初めて自分以外のもののために闘って」死ぬところは感動したけど、でもベジータよりピッコロの方が断然好き。

ピッコロは、悟飯との交流がいいのよね。

だから上にも34巻の表紙を貼ってみた。34巻はセル編のクライマックス、スーパー悟飯が登場するところなんだけど、実の父親の悟空が「わざと悟飯を窮地に立たせ、怒らせてその潜在能力を引き出そう」とするのに対し、「育ての父」でもあるピッコロは「悟空、きさまは間違っている」って言うんだよね。

「今、悟飯が何を思っているかわかるか!? 怒りなんかじゃない!! なぜおとうさんはボクがこんなに苦しんで死にそうなのに助けてくれないんだろう…(中略) わすれるな。実力はナンバーワンになっても、あいつはまだ子どもだ!!」

泣けたわ。

悟飯もずっとピッコロのこと慕ってるし、ホントに最後までこの二人が一番好きだな。「グレートサイヤマン」の格好を「かっこいい」と思ってる天然ボケな悟飯くん自身、可愛くて好きなのよ♪

あんなに強いのに、最後はちゃんと学者さんになってるし。

ブウ編ではピッコロもかなり「お笑い」にされてしまっているけど、でもそれでもピッコロは男前だぞ! うん、ハンサムだ!!

ナメック星人って、最長老が卵で全員を生んでたし、「男女の別」ってないみたいだけど……。ピッコロもまた寿命が近づいたら卵を生むのかなぁ……。


『ドラゴンボール』読んでると、「ホントに神様がデンデだったらいいなぁ」と思うし、界王様とか閻魔様とか、「あの世」があんなんだったら楽しいよな、って思う。『ドラゴンボール』って世界中で読まれてて人気あるけど、その辺の「宗教観」はどう受け止められてるんだろうね。界王神のさらにその上にイエス・キリストがいる、で納得するんだろうか。

世界中の人がデンデや界王様を信じるようになったら、もう少し平和な地球になれそうな気がするのにな。


あと。

読んでると、闘いたくなるね(笑)。

ヨガで「気を感じる」とか「気を錬る」とかやるんだけど、そのうち「ぼっ!」って掌から「気」を出せるようにならないかな(爆)。