テレビの話ばっかりですな。だってテレビっ子なんだもん♪ それも昔の番組ばかり探して見るテレビっ子(笑)。

今夜のBS映画劇場は西部劇の名作『荒野の決闘』。

おーまいだーりん、おーまいだーりん、おーまいだーりんクレメンタ~イン♪ ですな。

と言ってわかる人はもう少なくなっているのかもしれないけど、日本ではなぜか「雪よ岩よわれらぁがやどりぃ」の『雪山賛歌』になっている曲です。

映画の原題も「My Darling Clementine」。保安官ワイアット・アープとクラントン一家の「OK牧場の決闘」を描いた話なのに、タイトルが「いとしのクレメンタイン」なんだもんな。さすがアメリカってゆーか。

1946年、終戦後すぐの映画ってゆーのもちょっと驚き。

もちろん私は生まれてませんよ(笑)。

生まれてないんだけど、両親が時代劇やら西部劇やら好きだったんで、一緒によくテレビ見てたんですよね。だから有名どころはけっこう知ってます。

『荒野の決闘』はなんといってもドク・ホリディ役のヴィクター・マチュア!

めっちゃいいよ。大人の色気♪

またこの「ドク・ホリディ」って役がおいしいねんな。宝塚で二番手がやるような、主役よりかっこいい役やねん。もともと医者で教養も高い紳士やねんけど、肺結核を病んで自暴自棄になってる。斜に構えたところがなんともよくってね。

彼にホレてる女の子がまたいいんだ。

主役のワイアット・アープと惹かれ合うクレメンタインは清楚な美女なんだけど、ドク・ホリディの相手役はちょっとはすっぱな女の子でさ(この二組の組み合わせもまるで宝塚やわ)。彼のことずっと心配して何かと世話を焼くんだけど、彼はそれをうるさがってて。

彼女が殺されて、やっと彼も目が醒めるのよね。

うーん、宝塚だ。ネッシーさん(日向薫)がアープでドク・ホリディをシメさん(紫苑ゆう)、そしてはすっぱな女の子をジュンベさん(洲悠花)でやったら完璧やったのに(笑)。

同じ話をリメイクした『OK牧場の決闘』ではドク・ホリディ役をカーク・ダグラス(マイケル・ダグラスのお父さん)がやってます。『荒野』の方ではドク・ホリディは最後死んだような気がするんだけど、『OK』の方は死ななかったと思う。

その辺のストーリーも『荒野』の方が好きだし、カーク・ダグラスよりヴィクター・マチュアの方が好き♪

VHSテープに録画したの持ってるんだけど、やっぱり今夜のも録画しよっと。


ついでに7月10日のお昼には『リオ・ブラボー』もあるよん。



こちらはディーン・マーチンがいい味出してるコメディ要素もたっぷりな痛快西部劇。これも録画やな。