以前、「デーモン閣下の『赤いスイートピー』と聖飢魔Ⅱ25周年」という記事でちょこっと触れていた新教典、7月29日に発売になりました♪

せっかくの25周年復活ミサには参列できそうにないので、教典買って我慢です。

昨年出た「悪魔 NATIVITY ”SONGS OF THE SWORD”」よりも少しおとなしめな感じ。

「WINNER」や「STAINLESS NIGHT」、「BAD AGAIN」と言った「きれいどころ」の曲が多いからかなぁ。

「1999 SECRET OBJECT」や「JACK THE RIPPER」も入ってるんだけどね。

いやぁ、「JACK THE RIPPER」はいいよねぇ。何度聴いても名曲。

ライナーノーツに「こんなに激しい曲をもう30年近くも歌い続けているんだなぁ、としみじみ思った」という閣下の言葉が載ってるんだけど、30年経ってもまったく色褪せないし、サウンド的にはさらにソフィスティケートされて美しくハードでねぇ。

どんな曲か、まぁ聴いてみてください。そして聖飢魔Ⅱをコミックバンドだと思っていた人は認識を改めてください(笑)。



閣下やっぱり若いね(笑)。シャウトが違う(爆)。

こんなん見たらなんとかして復活ミサ行きたくなるよねぇ。音楽はもちろん、本当にエンターテインメントだからさ。

一緒に騒ぎたいねぇ……。



今回新曲も4曲入っていて。

なぜか新曲は日本語(笑)。英語でのセルフカバーを聴いた後に日本語曲を聴くとなんか「あれ?」って変な感じ。

サウンド的には4曲とも少し大人しすぎというか、もっとハード・ロックなのが聴きたい、と思うのですが、風刺が効いた詞は聖飢魔Ⅱらしい。

『俺様はアナニマス』なんてホントにね。作詞作曲もちゃんと「匿名希望」で誰が作ったのかわかんないようになってるし。

4曲の中では『DESERTED HERO』が一番好きかな。ルークの曲はやっぱり耳馴染みがいい。詞も風刺を滲ませつつかっこよくまとまってるし。

「悪魔NATIVITY」と「悪魔RELATIVITY」をまとめたお得なベスト盤も出ています。



ただこちらは新曲が「BABIES IN THEIR DREAMS」しか入っていないのですよね。

聖飢魔Ⅱってどんな曲やってるの?っていう初心者にはオススメですが、信者的にはやはり新曲も聞きたいな、という。

でもジャケットはこっちの方がいいじゃん、とか。(ま、これは好みの問題ですが)

期間限定と言わずに、コンスタントにやってほしいよね、聖飢魔Ⅱ。

海外ミサも大成功のようだし。

……キリスト教圏の方々にとってこの「悪魔」コンセプトはどのように受け止められているんでしょうね。「神」の名のもとに争いは絶えない、本物の救世主は我々“悪魔”の方なのだ、っていうようなのが聖飢魔Ⅱのそもそものコンセプトだったと思うんだけど……。

……日本の「神」と「悪魔」の話、と思ってはんのかな。別に「神」が「Jesus」だとは言ってなかったっけ?あれ??……。

最後に大好きな『NEVER ENDING DARKNESS』も貼りつけとこ♪

これも新録して欲しかったなぁ。『BAD AGAIN』より『NEVER ENDING DARKNESS』や『地獄への階段』の方が好き。