終わっちゃいました、『仮面ライダーW』。

この間の日曜日、8時半に家を出なければならなかったので、余韻に浸る間がなく。

録画しておいたものを改めてじっくり見ました。

いやぁ、なかなか良い最終回だったなぁ。

前回の「最後の変身」があまりにも感動的で、あれで終わってもよかったぐらいだったけど。

まぁ、フィリップ君消えたまんまじゃ寂しいもんね。

12月にまた映画やるって言ってたのに、翔太郎君だけじゃ「W」にならないし。

映画でフィリップ君が復活する、ってのも面白かったかもしれないけど。
 

実は私、感動の第48話、「最後の変身」のところを見損ないましてですね。

ええ、朝日放送のせいで。

去年、『ディケイド』も高校野球のおかげで最後が変則的になったので気をつけてたつもりだったんだけど、うっかり21~22日に広島なんか行っちゃったもんだから。

22日朝の分はちゃんと録画して旅行に行き、帰ってきて23日の午後にビデオを見たらば。

「次回は明日の午前11時に放送します」のテロップ。

え?11時?

え。

えええええええええええええっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!

あまりと言えばあまりの仕打ち。

いくら9月の5日には『仮面ライダーオーズ』を始めなきゃいけないからって、あんな超クライマックスの重要な、泣けるお話を変則放送はないでしょう。

しかも「明日の午前11時」って。

せめて金曜ぐらいにしてくれないと、「明日」って。録画したものすぐ見ると限らないでしょうが!!!

せめて前々回ぐらいから「今後の放送スケジュール」を明らかにしてもらわないと。

毎週録画でズレて見ている人だっているでしょうに。

ひどい。ひどすぎる。

ホントにショックだった。

まぁYouTubeで見られたけど、DVDに焼いて完全保存版にしたい内容だったのに。

朝日放送のバカバカバカ。
 

第48話でフィリップ君が消え、最終回はその1年後。

1年経っても「つい癖で」フィリップ君に電話しようとしたり、Wに変身しようとしたりする翔太郎君、いくら何でも慣れなさすぎだろ(笑)。

でも「強くなんかない。一人じゃ何にもできない。でもやせ我慢して頑張ってるんだ」って自分で言う翔太郎君にはほろっとさせられます。「弱さ」を自覚することは「強さ」への第一歩。

本当に、「二人で一人の仮面ライダー」、「相棒」というの、良いコンセプトだったなぁ。

最後、フィリップ君が戻ってきて狂喜乱舞、ドーパントいるのに完全無視、のシーンには思わず顔がにやけてしまった。

またフィリップ君のかっこつけ方というかクールな登場の仕方がねぇ。

おばさんのハートを鷲づかみ(爆)。

「さぁ、おまえの罪を数えろ!」のラストまで、なかなか完璧な最終回やったなと思います。

若菜ちゃんが「再起動」しようとしているシーンと、「1年前」との関係が今ひとつ整理できなかったけど。

1年前に若菜ちゃんが「私なりのガイアインパクト=フィリップ君に自分の体を与え、救うこと」を実行したからこそ、フィリップ君は「体を再生しながらずっと見ていた」ってことができるわけで。

でも若菜ちゃん、昏睡から醒めてフィリップ君が消えたことを知ってびっくりしてたし、その後でシュラウドに会ってた感じだったし。

1年前の時点ですでにフィリップ君は消えかけてはいたし、彼を完全にこの世に留めておくためには「再起動」が必要だった、という解釈でいいのかしら。

そもそも元々の「ガイアインパクト」ってどーゆーものだったんだっけ?とか、園咲家は最後あっさりいい人達になっちゃったなぁ、とか、シュラウドはなんでいつもあの場所にいるんだ、どこで寝起きしてたんだ、とか……。

ミュージアムが崩壊してもばらまかれたガイアメモリが残ってるのはわかるとしても、「コネクタ」は必要なくなったの? 映画に出てきたタイプ2メモリはコネクタなしでいきなり使えたし、テレビシリーズでもそーゆー話があったような気もするけど。

財団Xの「かず・じゅん」というキャラクターは「まつじゅん」とどーゆー関係があるのかとか。

まぁでも『ディケイド』に比べれば謎は少ない(笑)。

DVD借りて『ディケイド』1話からおさらいしてるけど、見れば見るほど鳴滝さんの存在がわからないもん(爆)。
 

12月の映画はどーゆー話になるのかなぁ。財団Xの別の人が出てきたりするのかな。ミュージアムが崩壊して新たにガイアメモリを作るのはかなり難しくなっているはずだけれども、そうかと言ってドーパント以外の敵を出してくるのもな。

もう『仮面ライダー』は卒業しなくちゃと思いつつ、フィリップ君と翔太郎君の名コンビには会いたいし、きっと映画館には行くと思う。

そして『仮面ライダーオーズ』も初回は一応見てみる。(そしてきっとまたズルズルと……!?)