いつもTwitter上で和ませてもらっている『すもうねこ』の書籍、第2巻が刊行されました! (1巻目の感想はこちら

わ~ぱちぱちぱち。

正真正銘猫なのに、こたつ川親方に拾われ人間界で力士として修行、みごと関取にまで出世している(なんともう少しで三役という位置にまで!)「すもうねこ」。

ねこ関の活躍はもちろん、付き人の優しい豆錦、「力士だって見た目が大事」の見栄の海、イケメン大関まりも海関、ねこ関をライバル視するだるま山関、人間のお相撲さん達もみんな魅力的♪

こたつ川親方の娘ササミちゃんをめぐる三角関係(?)や、角界を去らざるを得なかった肉森さんの、相撲への愛。

そう、この本全体にお相撲への愛が溢れているんですよねぇ。うるうる。

部屋の名前や力士の名前は架空ですが、昨年の春場所中止や「技量審査場所」といったリアル角界の出来事はしっかりこの「すもうねこ」の世界でも起こります。

ちょうど今、「2年ぶりの春場所」が開催中ということもあって、「この1年、色々大変だったなぁ」としみじみ。

もう二度と、二重線で消されるような場所がありませんように。

ネットで読めるとはいえ、紙の本でまとめて読めるのはやっぱり嬉しい。書き下ろしエピソードもあるしね♪

今回も息子ちゃんがくすくす笑いながら読んでました。2回も読んでたよ(笑)。

うちの息子ちゃんは母の影響で今どきの中学生にしては十分相撲通、きっと細かいところでも笑えるんだろーなー、と思うのですが。

お相撲に興味のない人でも、楽しく読めると思います。むしろ興味のない人にこそ読んでいただきたいなぁ。そして本物のお相撲も見てみよっかな、と思ってくださったら……。

って、作者でもないのにおこがましい(汗)。

はすまるさん、末永く『すもうねこ』描いてくださいね~\(*^o^*)/

(あとがきに出て来た「ねこそっくりのお相撲さん」って、もしかして水戸泉(現・錦戸親方)…? このイラスト見た瞬間、「水戸泉!」って思っちゃったけど、現役時代は「猫に似てる」とは思わなかった……)