2012年11月13日火曜日

『PIECE~記憶の欠片~』観ました♪

※以下、ネタバレあります。これからご覧になる方はご注意ください。



『東映ヒーローNEXT』第1弾、『PIECE~記憶の欠片~』

劇場公開もされましたが、残念ながら近所の映画館では上映がなく。

DVDレンタルで見ました。

ホントは1週間レンタルになってから借りようと思っていたのですが、うっかりレンタル開始早々に借りてしまいました。(なぜそんなことになったのか知りたい方(いるのか?)はこれこれを参照ください)

オーズの映司くんとアンクちゃんが主演、しかもアンクちゃん扮する零は五重人格者ということで期待大だったのですが。

うん、面白かったです。

アンクちゃんの五重人格演技がさすがのうまさ。

「五重人格」と言っても、いわゆる普通の多重人格とは違って(いや、“普通”がどんなのか知ってるわけじゃないですが)、零という青年の中に4人の別人格が存在し、それぞれの意識が別個に存在している。

誰か一人が表に出ている時も、他の4人の意識は“覚めている”。

だから誰かの言葉や行動を他の誰かがとっさに止めたり、食事の時もちゃんと5人それぞれが好きな物を少しずつ食べ、飲み物もそれぞれ別。

他の人格を含め「ぼく達」と呼び、何か行動を決める時には「OK?Everybody(みんなもそれでいいよね?)」みたいなこと言ってる。

基本(というか、おそらく身体のもともとの持ち主)はカメラマンの零。そこになぜか子供のユウ、科学者のケン、女医のアヤ、そして乱暴者(公式サイトによると盗賊らしい)のジンの意識が同居。

このジンがオラオラキャラでアンクちゃんを彷彿とさせて嬉しい(笑)。

女性だったり子供だったり、さすがに「わかりやすい」キャラ設定になっているとはいえ、瞬時に切り替えつつ演技するのは大変だよね。アンクちゃんすごい♪

途中、アヤさん(女性キャラ)状態で映司くんを背後から抱いてるみたいなシーンがあり(単に催眠術かけてるだけだけど)、どきどきしました。あれ絶対ファンサービスだよね(爆)。

で。

映司くん扮する智紀は記者なんだけど、3年前恋人が石になって死んだのがトラウマで、敏腕だったはずがやさぐれ飲んだくれになっている。

って、映司くんってまだやっと21歳でしょー。今じゃすっかり「飲んだくれ」って智紀は何歳設定なの!?

でもそれが変じゃないからすごい。

映司くんって、オーズの時も初主演と思えないぐらい落ち着いててお芝居もうまかったけど、今回もどーんとしててすごいです。

3年前石になって死んだ彼女は『W』の若菜姉ちゃん。うわー、懐かしい。なんて東映ヒーローなのだ。

映司くんの目の前で「石になって死んだ」んだけど、そんなのもちろん誰にも信じてもらえず。映司くん自身もその時の記憶があやふや。詳しい前後の状況が記憶から抜け落ちてしまっている。

と、そこへ。

再び「人が石になって死ぬ」という事件が連続して発生。3年前の真実を知りたい映司くんと、自分がなぜ「五重人格」なのか、これまた“過去”を思い出せないアンクちゃんが手を組んで、事件を追いかける。

公安の伊藤かずえも怪しいんだけど、実は映司くんと懇意の刑事松澤一之が悪者で。

松澤さん見るとSPEC思い出しちゃうけど(同じ刑事役だし)、お芝居は安心して見てられるし、アクションも頑張ってらして、いいなー、と思った。

松澤さんは人の記憶や行動を操作できるという設定で……それってやっぱりSPEC!地居くん!?

PIECEという、謎の物質というか薬液のようなものがあってですね。それを体内に注入されると特殊能力が発動する。検査してもその成分はまったく検知されないのだけど、それを注入された人が死ぬと血液中の鉄分を吸収して金属状になり、楕円形の石みたいな形で体外に排出される。

その、石のような「PIECE」にはその人の記憶や能力が記録されていて、そのPIECEを別の人間に埋め込むことで同じ能力を再現できる……。ということを研究・実験している謎の組織があるらしい。

松澤さんがその組織の中でどういう立場だったのかはよくわからないのだけど、組織のトップでないことだけは確かで。

「PIECE MAKER」と呼ばれる黒幕が何者なのかは明かされないまま。

実はアンクちゃんが黒幕ちゃうん!?と思ったりしましたが。

アンクちゃんというか零が五重人格になったのもPIECEのせいと思われていて、誰の死体から排出されたのかわからないPIECEを零は所持している。

んで、零の中のアヤは実は3年前の事件で死んだ女性で、彼女のPIECEがなぜか零の中に入っていたために彼女の「意識」が存在していた。

途中、映司くんの「石になって死んだ恋人」ハルカのPIECEに触れて、PIECEに記録されたハルカの最後の記憶を零が追体験するシーンがある。

え、そんなことできるんだったら、もともと持ってた誰のかわからないPIECEの「記録」も追体験できちゃうんじゃないの???

ハルカの最期を一緒に経験していたアヤさんのPIECEがあったから、共鳴したって設定なのかなー。アヤさん、ハルカの記憶を追体験するまで過去の記憶なかったみたいだけど……。

でも、ということはPIECEに記憶が封じられてるってのは嘘にならないのか、アヤさん……。

哀しい記憶なので意識の表面には出てこなかった、抑圧していた、ってことかな。「アヤ」も本名じゃなかったし。

アヤさんは事件に一応のケリがついたところで成仏してしまう。もともと肉体としては3年前に死んじゃってて、意識だけが零の中に入ってたのよね。

うーん、じゃあ零も3年前にあの場にいたってことなの? なぜ零の体にアヤさんのPIECEが入ったの???

と考えていくと零も実は組織の関係者ではないのか、という気がしてくるんだけど。

他の3人の人格もPIECEとして零の中にあるのか、そうならなぜ零に集中して入ってるのか。

どう考えても怪しい。

自分でやったことなのに忘れちゃってるのかもしれないし、零も実験材料として組織に泳がされているのかも……。

と、色々考えると楽しい。

黒幕がわからないところ、零の正体の謎は解けないままだからこそ面白いのよね。

でも。

続編作ってくれてもいいのよ、東映さん!(笑)


うわー、このムック気になる!!!(爆)


オーズも見たくなりました。もう放送終わって1年以上経っちゃったのね……。

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