2013年4月20日土曜日

『やじきた学園道中記Ⅱ』第6巻/市東亮子



(シーズンⅡのこれまでの感想は→1巻2巻3巻4巻。5巻の感想は書いてなかった)

4巻から始まった「津軽編」完結の1巻です。

うーん、なんかいまひとつ燃えなかったなぁ。面白くないわけじゃないけど、なんかこう、盛り上がりに欠けた感が。

なんだろ。やじきたコンビも、津軽の人々も、実力を発揮できないうちに終わっちゃったような。

いや、やじきたコンビは白虎拳に対抗して大立ち回り。精鋭を送り込んだはずなのにあいつら何者!?と敵の顔を青ざめさせるのですが。2人が強いのはもうわかってるから、読者は驚かないしな(苦笑)。

3巻の「白狐編」で出て来たインチキ催眠術師の明暗先生がすでに登場していましたが、同じく「白狐編」に出て来た「不思議研究家」の有野先生もこの6巻で再登場。この先も折に触れ出てきてやじきたコンビを助けてくれるのかしら。拳法的に強い人じゃないから、そんなに惹かれるキャラクターでもないけど。

「びゃっこ」は「びゃっこ」でも狐じゃなく虎の方の「白虎」拳が事件の鍵を握ってて、やじきたコンビにとっては旧知の「牛頭(ごず)」「馬頭(めず)」という二人組が出て来るんだけど……誰でしたっけ……いつ出てきた人たちでしたっけ……。

シーズンⅡはまだ6巻ですけど、その前にはシーズンⅠの29巻の歴史があり。

読み返さないと思い出せないよ……。

白虎拳って、小鉄の義兄弟の狭霧くんの秘密を狙ってた人々???違う??????

そんでやじきたコンビが使ってる「玄武」拳はキタさんのお父さんの同僚の刑事さんの、えーっと片桐さんだっけ、あの人が使ってた「舞踊拳」だった???

……ああ、記憶が……。

最後には雪也も出てきたけど、あんまり見せ場はなくて。

小鉄も6巻ではちょろっとだし、寂しい。

あと、キタさんとちょっといい雰囲気(?)な感じがした相馬先生が史料研究してるだけで別に強くはなかったのがなんか残念。出て来る人出て来る人みんなが拳法の使い手で超絶強いとかだと格闘ゲームみたいになっちゃうし、普通の人もいないとお話にならないのはわかってるけど。

うーむ。

「朱雀」拳継承者の奥義取得はこれから、しかも継承者は雪也の近くに……ということは当然この先もちょくちょく活躍して、最終的にシーズンⅡは白虎拳本山と対決!みたいになるのかなぁ。

そういやⅡになってから片桐さんって出番あったっけ。

……と、ここまで書いてからちょこっとシーズン1の方をひもといてみたんですが、牛頭・馬頭の二人組は赤目編に出てきてますね。狭霧くん云々をおさらいしようと思って「用心棒編・又」まで遡ったら佳那さん・桃井さんが格好良くてシビれました(笑)。

やっぱりあれですね、シーズンⅡになってからいい男が少ないんじゃ(爆)。

今さら番長がどうこうとか描いてもリアリティないのかもしれないけど、Ⅱに入ってから「敵」方がわりとバカな大人で、学生同士の抗争じゃないよね。シーズンⅠでも暴力団出て来たり、裏で悪い大人が…みたいなことはあったけど。

シーズンⅠを読み返すとやっぱりⅡは「熱さ」が足りないというか、あっさりさらっと終わっちゃうような感じ。

今後の展開に期待。

そしてやじきたコンビがいつか滋賀に来てくれることを期待!(笑)

【2013/04/26追記】

「用心棒編・又」の14巻あたりから最後「赤目編」29巻までざっと読み返しました。「幻舞=玄武」を教えてくれた片桐さんは「用心棒編・又」でその「幻舞」を継ぐ嫁探しのため、実家のある鹿児島へ帰ってっちゃったんですねぇ。

そこからもうずっと出てこない。

嫁さんってキタさんかやじさんではあかんのん(笑)。やじさんは雪也の継母・八雲によって「雪也の嫁」って勝手に段取りつけられてるけど、本当はイヤミなインテリタイプの人が好みで、「必殺編」の中村先生が「原点」。片桐さんも守備範囲ぽいけどなー。

キタさんには「必殺編」の勝取くんがいるし、「用心棒編・又」その他の桃井さんも捨てがたい。かつてキタさんに目を傷つけられた剛くんも目が治れば…って気はするし。

二人とも引く手あまた。(キタさんは男子以上に女子から引く手あまただし(爆))

雪也は貴子姫と…って思ったりするけど、あの二人は恋人というより実の姉弟みたいな意識なのかな。貴子姫も好きなので、Ⅱでももうちょっと活躍させてあげてほしい。

あと、青龍、玄武、白虎、朱雀と「四獣」が揃ったので、この先片桐さん一時的にでも帰ってきて活躍してくれるのではとちょっと期待。むしろ片桐さんのお姉さんが出てくるんだろうか。

青龍剣が出雲、玄武舞が鹿児島、白虎拳が熊野で、今回青森に朱雀。普通「四獣」って「東の青龍、西の白虎、北の玄武に南の朱雀」だけど、配置は全然違いますね。

さてやじさんキタさん、お次はどこの空の下――。

0 件のコメント:

コメントを投稿