まさかの第2巻(笑)。

1巻の感想に、

「2巻が出るかどうか微妙らしいですが(笑)、がんばっていただきたい。いや、出ない方が作画担当さんとしてはもしかして嬉しいんだろうか。かなり描くの大変そうだから(爆)。」

と書いたとおり、連載存続が決まって、しかも月刊から隔週刊ペースになり、作画担当の行徒妹さんは「気の弱い私は早々に家出をした」そうです。(出典は2巻表紙カバー)

この絵を隔週で描くの、大変ですよねぇ。お察しします。

連載存続&2巻出版は1巻の売れ行き次第ということだったのが、行徒妹さんには残念なことに(?)1巻が売れて、この2巻もAmazonさんで「人気!」帯がつくほどの評判なようです。

前巻の内容は「ターバンのガキ」しか覚えていませんが(笑)、今作では五車星や南斗聖拳の他の5人の登場回数が多く、アインまで出て来ます。

アニメのアインは子門真人さんの格好いい歌まで背負ったいいキャラクターでしたが、もちろん「イチゴ味」ではけったいなことに。

隔週ペースになったせいなのか、一つ一つの話が短くて、しかもオチがないように見えるものも多く、繋がってると思われるエピソードの途中に「サザンクロスの涙(シンとユリアとケンの青春コント)」がはさまってて「んぁ?」となることもしばしば。

こうして読者を惑わせることも聖帝サウザーの狙いなのか!?

「わけわかめ(死語)」なのはわざとか!?

でもなんかこの、面白いんだか面白くないんだかビミョーな感じがクセになるというのかね~。

まぁ面白くなかったらそれはシナリオ担当河田さんのせいで、作画担当行徒妹さんは今回もよく頑張ってらっしゃいます。この原哲夫風武闘系シリアス絵でやるからこそ、意味不明も生きてくるんですよね。

褒めてるんだかけなしてるんだかわかりませんが、私は嫌いじゃないです。ええ、3巻出たらきっとまた買ってしまうと思います。

でもあなたの口には合わないかもしれないので、ご購入はあくまで自己責任で。