※以下ちょっとネタバレあります!これからご覧になる方はご注意下さい!
特に『ニンニンジャー』を見に行ったわけではなく、仮面ライダー映画の方をメインに見に行ったのですが。
意外に(失礼!(笑))面白かったです。
正直テレビ本編の方はいい加減にしか見てなくて、私にとっては完全に「おまけ」だったんですけどね。
まさかこんなに彦根城フィーチャーな映画だったとは!
簡単にあらすじを紹介すると、ニンニンジャーの面々がラストニンジャであるおじいちゃんに「夏休みの宿題」を出されるのです。曰く、
“牙鬼軍団に襲われている「忍隠れ城」からお殿様を救い出し、「忍隠れの里」にLOVE&PEACEをもたらすこと”
この、「忍隠れ城」が彦根城なんですよね。
滋賀でロケをしたことを知らなかったので最初は「あれ?この天守閣、もしかして……?」と思ったぐらいだったのですが、見ているうちに「やっぱり彦根城だよね!?」と。
「忍隠れの里駅」にも信楽焼の狸がいっぱい置いてあって、「これって信楽駅?」と思ったのですが、そちらは同じ滋賀でも信楽ではなく油日駅でした。
あとでパンフレットを見ると、彦根城だけでなく滋賀の甲賀、三重の伊賀、そして真田忍者ゆかりの長野県上田、風魔忍者ゆかりの小田原城と、まさに「忍びの里巡り」なロケをしたそうです。
どこまでが彦根城内で、どこが小田原城や上田城なのかわからなかったのですが、本物のお城の石垣や櫓を背景に繰り広げられるアクションは見応えたっぷり! ものすごく絵になる!!!
いやー、私も石垣でアクションやりたいなー(爆)。
油日神社もすごく風情があって、手裏剣戦隊にぴったりな舞台でした。
(滋賀ロケーションオフィスによるロケレポートはこちら)
ロケの映像とアクションだけでも十分楽しいんですが、「恐竜殿さま」がなにげに可愛い。
「忍隠れ城」のお殿様は「悪しき竜の祟り」とやらで恐竜になっちゃってるんですが、この着ぐるみが恐竜というよりゆるキャラで、新橋のガード下で天晴とお酒飲んでたりするのがなんともいい(笑)。
とある理由で「やさぐれ」ちゃってる殿様が、天晴の「何も考えない真っ直ぐさ」に心打たれて改心する。
やさぐれて着ぐるみになってはいても村人に慕われていたり、30分弱の短い尺の中にちゃんとドラマもあって、最初から最後まで楽しかったです。
八雲が天晴に「たまには忍べ」と言うのも面白かった。
「忍びの者だけが行くことができる」になっているのに「忍隠れの里駅」があるのも謎と言えば謎ですが(笑)。
なんだろう、普通の人は電車に乗ってもその駅は見えないのに、忍者だとそこで降りられるとかなのかな。
そもそも「お殿様を救いに行く忍者」が電車に乗って目的地に行くっていうところからして地味に可笑しい。まぁ「駅」だからって電車とは限らないけど。
あと、恐竜モチーフのオトモ忍ダイノマルは「それガブティラと被ってるよ~」と思わずには(^^;) 色も違うし、デザインも違うとはいえ、恐竜モチーフのメカというとどうしてもキョウリュウジャー思い出しちゃう。
キングが「あれ?ガブティラ?」っていう絵面まで思い浮かんじゃうわ~~~。いつか競演あるかしら。
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