以前ご紹介したOTTAVA Records、この9月25日にめでたく第1弾として2枚のCDが発売になりました。

『コントラポントのヴェスプロ』については上記記事でご紹介していますので、今回はもう1枚、『三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza』の方を。

「モダンタンゴからジャズ、現代音楽・・・ジャンルを超え“21世紀の室内楽を創造する” 」

という触れ込み通り、タンゴをベースにしつつもその枠に留まらない、まさに「Classic Modern」な世界を繰り広げていらっしゃいます。

はい、四の五の言わずに聞いてみましょう。収録曲の一つ、「Peregrinación」のオフィシャル動画です。



収録11曲の中でも私はこの「Peregrinación」と「瞳の中の海」が特にお気に入りです。

e-onkyoサイトで配信されているハイレゾ版は全曲試聴ができますよ♪

ヘッドフォンでのリスニングに最適化されたHPL音源も配信されています。

実は三枝さんは以前「ハイレゾに手を出してみた」記事でご紹介した喜多直毅クァルテットにも参加されていらっしゃいます。

OTTAVAの斎藤茂さんが、喜多直毅クァルテットのアルバム『Winter in a vision』を「厳冬のタンゴ」と評していらっしゃいましたが、『三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza』の方はもう少しやわらかい、暖かい感じがします。秋、しだいに色づいてゆく街路樹を見やりながら散歩をしたり美味しい珈琲を飲んだり、はたまたドライブしたりにぴったりだと思いますよ♪

さすがOTTAVAが第1弾に選んだだけのことはある素敵な音世界。ぜひ手に取って(あるいはダウンロードして)お聞きくださいませ♪