『暁月夜』リリースからちょうど1年。

46枚目のシングル『ARROW』がリリースされました。

わーい、ぱちぱち\(^o^)/

「Instrumentalも素晴らしい」とか何を今さらな副題なんですけど、今回ホントにInstの方にやられてCD買っちゃったんで。

もともとは、配信でGetするつもりだったんですよ。置き場がないのでもうシングルはデータだけでいいや、と思ってて、『暁月夜』も配信でしか買ってなかった。

9/28のニコ生をタイムシフトで30日に見て、「あ~、もう配信始まってるんだ~」と思って(CDの発売は10/7)、のんびり翌10月1日にAmazonさんを見に行ってですね(ネットワークオーディオXC-HM82の使い勝手の都合とAmazonギフト券さんの都合で曲はなるべくAmazonさんで買ってます)。

1曲260円だったわけです。

え? 250円じゃないの?

10月1日から消費税対応で電子書籍の値段が上がるのは知ってましたが。

なんで音楽も上がるの??? 聞いてない。

念のためiTunesStoreを見に行くと250円だし、レコチョクも250円。ええっとAmazonさん、250円は内税だったんじゃないんすか???

すっかり出ばなをくじかれ、「どうしよう、iTunesStoreで買う?」と思いながら、その時まだAppleMusic無料お試しが使えていたので(試用期限は9月30日だったのだがなぜか10月1日の午後3時くらいまで使えた)とりあえず「1回全部聞こう」と思ってInstrumentalまで全部聞いたわけです。

そしたらOrchestra VersionのInstがむやみに格好いい!!!!!

GACKTさんの曲はGACKTさんのボーカルが素晴らしいだけじゃなく、バックの演奏から何から楽曲として素晴らしく、これまでも「歌もいいけどInstrumentalもいい」とずっと思ってきました。

『サクラ、散ル…』などはシングルとして発売されなかったのでInstバージョンがなく、逆に残念に思ったくらいです。

で、今回の『ARROW』のOrchestra VersionのInstも「うぉぉ、サントラや、義経秘伝や!!!」と叫びたくなる見事な出来で、「歌はもちろんだがこれも欲しい」と思ってしまい。

Instまで4曲全部配信で買うと1,000円するわけで(Amazonさんなら1,030円)、それなら物理CD買ってもたいして変わらない。

(ええ、Inst推しのくせに『暁月夜』はInst買ってないんですよ。Orchestra Versionは買ったけど。色々都合というものがありまして、主にお財布の)

思い切ってポチっとしました。CDを予約しました。

シングル買うのは『白露』以来かな。

もちろん歌も素敵なんですけど。あの「たい♪」いいですよね。またあの日のように巡り会い「たい♪」

最初ニコ生で聞いた時、「今度の曲は意外と明るいな、前向きだな」と感じました。

「美しく散れ!」を前向きと捉えるのもどうかとは思いますが。

『サクラ、散ル…』『暁月夜』がとてもせつなかったから、今回は「明るいな、攻めてるな」と。

「殺し合うのが正義じゃないと知って戦う戦場だけど」…っていうのはダンバインですが、こんな戦いに何の意味があるのかと思いながら戦い続けるしかない義経達。誰もが最後には死ぬのなら、オマエの傍で笑って死んでいこう、いつか、俺たちの夢見た未来が――そのためにこうして戦っているはずの未来が、いつか――。

そうしてまたどこかで、お前たちとめぐり逢いたい……。

これまでもずっと歌われてきたお話だけど、今回の曲は先頭に立って戦う感じがよく出てて、「ああ、あの泣き虫義経が、“美しく散れ!”って言えるまでになったんだな」みたいな。

泣きながら笑ってるのかもしれない。

本当はそんなこと、言えないままの方がいいのだろうけど。



もっともジャケットのビジュアルは義経ではなく「麿(MARROW)」らしく(笑)。

義経の中の「鬼」なのでしょうか。

「鬼」は、義経の死後大陸に渡って蒼き狼になったり、「DIABOLOS」になったり、未来には「MOON CHILD」になったりするのかな。

あれ、そういえば「未来」だったはずの「MOON CHILD」の世界、もしかしてもう来ちゃった???

Wiki見ると「2014年」って書いてある。

過去になってしまっていたのか……。ショウとケイ、今どこにいるんだ……。



来年の3月、いよいよ最後のVISUALIVEが始まる。「MOON」という物語も――それを紡ぐ歌やライブも、これで終わりになってしまうんだろうか。

LAST VISUALIVEは義経の物語になるようだけど、最後に、時計がくるくる回ってDIABOLOSやMOON CHILDの1シーンが描かれたりしないかな。むしろ、そこから時計が巻き戻るとか。

重なる時空。

繋ぐ月――。

楽しみだけど、最後だと思うと……寂しい……。