GACKTさんがツアーをしてくれないので……というわけでもないですが、生協でチケット斡旋があって「ほぉ、ミッチーのライブ」と申し込んでしまいました。

生協の斡旋の何がいいって、手数料も配送料も何もかからないことですね。チケット本体料金のみで手もとに来る! 申し込み多数の場合は抽選になるとはいえ、よけいなお金がかからないのは大変ありがたい。

(ちなみにチケット代は8,200円でした。GACKTさんより高かった(^^;))

これまで役者としての「及川光博さん」はそれなりに見てきたんですが、「歌手」としてはほとんど知らなくて。

チケット購入後、SpotifyやAmazonPrimeMusicで予習。ツアーのメインアルバムである『BEAT&ROSES』だけでなく他のもありったけプレイリストにつっこんでシャッフル。

聞いてると、けっこうクセになる♪

ノリのいい曲が多いし、ライブアルバムはライブの雰囲気がうかがえて楽しい。「日本の宝、及川光博でした♡」って自分で言ってるのとかさすがミッチーです。ふふふ。

参戦したのは6月24日(日)のオリックス劇場。大阪公演の2日目です。生協での斡旋、両日ともにあったんですが、2日目の方が開演16時で滋賀県民に優しかったので、そちらにしました。

ライブの前週、6月18日(月)に大阪北部地震があったにもかかわらず、電車も普通に動いて(高槻近辺でスピードを落としてはいましたが)ライブに興じられるというのは本当にありがたいことです。

阪神大震災の時は、ヤンさんのサヨナラ公演が吹っ飛んでしまったものねぇ……。
(そういえば今回18日の宝塚大劇場の公演は通常通り上演されたようで、JRは夜遅くまで不通、阪急宝塚線もけっこう長く運転見合わせが続いていた中、チケット取ってたのに足を運ぶ手段のなかった方も多かったのでは。その無念さ想像してあまりある)

 

念のため早めに家を出たので開場の1時間ほど前にオリックス劇場到着。

せっかくなので公演パンフレットとグッズを1つ買いました! 記念に!!!


当日は晴れて暑かったですが、向かいの公園の木陰は風が通って涼しく、本を読んだりおやつを食べたりして開場を待ち、15時20分頃無事入場。

2階後方、ほぼ中央の席。
双眼鏡使わないと顔(表情)はしっかり見えないとはいえ、意外とステージが近くて全体も見やすく、良い席でした。生協斡旋チケット、あなどれぬ。

16時きっかりに開演、マントを翻してミッチー登場! きゃー!
1日目も完全燃焼したということでだいぶ声が枯れてる感じでしたが、たてつづけにロックチューンを3曲♪
MCの後もノリノリの曲が続き、客席もヒートアップ。
予習のおかげで口ずさめる曲が多く、私も踊ります♪ 同じアホなら踊らにゃ損損。

GACKTさん初ライブの時と違ってさすがにDVD予習はしなかったので、掛け合いとかメンバー紹介とか色々と作法が新鮮でしたね。ミッチーが「お座りください」って言ってくれるのとか。

前半最後は「遠隔ハグ」ポーズのまま「このまま休憩!」って袖へ引っ込まはるし。

遠隔ハグ、遠隔キス、そして遠隔成敗

「君らなんでもやるな、じゃ斬るぞ。成敗!」(ずさっ!と刀を振り下ろすポーズ)で客席みんな「あ~れ~」とばかりのけぞるという。

ふはは。

楽しいねぇ。

途中「愛と哲学の小部屋」というMCタイムがあって、事前にベイベー&男子が用紙に記入しておいたメッセージや相談にミッチーがランダムに、その場で答えるという。

グッズ買った時に隅っこに記入用紙と応募箱があったので「?」と思ってたんですけど、せっかくだから何か書いて応募すれば良かったかなぁ。とっさに何も思い浮かばなかった……。

「推し惑星について語ってください」とか面白かった。ミッチーの今の推し惑星は火星だそう。今夏大接近だもんね。

「ジェネレーションギャップ」話の時の「よっこいしょういち」ネタも楽しく。「今これ笑った人はね」。ね。年だよね(笑)。
聖子ちゃんの歌口ずさんだり、いやぁ、ミッチー、同世代だなぁ(しみじみ)。


1969年生まれなんだもんね。お誕生日来たら49歳。それであれだけ歌って踊って、しかも2日目。「この辺がちょっと筋肉痛」とか言いながらも美しく魅せてくれて。素晴らしいな。

MCで「年を取っても体力や筋肉は維持できる、何が落ちるって……回復力!」って言うてはったけど、ほんまね、ほんま、それ(笑)。

前の公演から少し日が空いていたので大阪1日目はすごく楽しくて気分が盛り上がったらしく、打ち上げというか終演後の席でミッチー、「○○の公演終わったら温泉行こ!」ってメンバーに呼びかけたそうなんですが。

メンバーの反応、大変薄かったらしく。

すごく寂しがってました。

「なので今日は愛されたい欲求が強くて」とか。
「え?この場で誰が一番愛されてると思ってんの?」ってメンバーから突っ込まれてましたけど。

た し か に。

でもそういうとこがまた可愛いよね、ミッチー。

なんというか、やっぱりミッチーは王子様だなぁ、と感じました。そしてGACKTさんは魔王だと(笑)。
二人とも素晴らしいエンターテイナーで唯一無二のオリジナリティを持ってて、「愛と哲学の小部屋」でのお話聞いてると生きる上での根っこの考え方も似てる気がするんだけど、かたや天界の王子様、かたや魔界の王(笑)。

「Happyですか?」「愛してますか?」「キラキラしてますか?」

オラオラ魔王様に慣れた目にはまぶしすぎるよ、ミッチー……。

楽しかったし、思いきってチケット取ってホントに良かったけど、楽しかったからこそよけい、GACKTさんも早くライブして~!って思っちゃいました。限定イベントとか楽園祭じゃなく、普通のライブツアーはいつあるの……もうないの……(諦め気味)。


あ、そうだ、ミッチーが「他のアーティストさんって、2daysだとMCまでそっくり同じ場合もあるんだってね」と言ってたんだけど、ネットでセトリ検索してみたら今回の大阪2days、1日目と2日目では何曲か曲目が違って、「ひょぉ、すごい!」と思いました。2日とも参戦する甲斐あるねぇ。

終演は19時頃。休憩15分(だったかな)を入れてほぼ3時間。終わって外に出たらまだ明るくて、ほんと早い時間のライブ、田舎者にはありがたい。

「もう二度と来ないかもしれない」と思って記念にグッズ買ったけど、また行っちゃうかも。ふふふ。

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