昨年から始まった『仮面ライダー展』、関西に来るのをまだかまだかと待っていました。会場はどこになるんだろう、行きやすいところだといいなぁ、と思っていたら。

まさかのひらかたパーク。

ええっ……。
どうやって行くのか行き方もわからん。

しかも夏休みシーズン、きっと混んでるし、暑い。
主催者側としてはそりゃ夏休みの方が集客できていいんでしょうけど、もう最近の夏はおでかけする季節じゃないですよ。毎日ニュースで「日中の外出は避け」って言ってますよ。

なので行こうかどうしようか悩んだんですが、せっかく去年から楽しみにしていたので、頑張って出かけました。京阪もコラボしてるって言うしね。せっかくだからね。

というわけでまずは京阪の三条駅。中央改札（たぶん）にあったモモタロスパネル。行くぜ行くぜ行くぜ～～～っ！

三条駅では駅名標もモモタロスとコラボしているのですが、ホームに降りるとすでに電車が来ていたので探す暇がなく。
三条から特急で枚方市まで行き、乗り換えて枚方公園駅。
ここもしっかり仮面ライダー展に染まっています。

枚方公園駅からひらかたパークは徒歩5分程度。着いたのは10時半ぐらいだったのですが、すでに暑い。とにかく暑い！
ゲートをくぐる頃には汗だくです。
ここのチケット売り場で仮面ライダー展の当日券（ひらパー入園券付き）を買ったのですが、実は横手から入ってそのままイベントホールの方でもチケットが買えました。そっちで買った方がちゃんと仮面ライダーの絵が付いたものだったのでは？とちょっと残念でした。

ゲートで買ったものはひらパーのイラストで、特別感がないんですよね…。とはいえこの先ひらパーに行く機会があるとも思えないので、それはそれで貴重なんですが。

もともと大阪府民だったとはいえ、阪急沿線育ちの私はひらパーとは縁が薄く、ごく幼い頃（たぶん3～4歳）に一度行ったきり。母の友人が私市（きさいち）に住んでいて、その方のところへ遊びに行くついでにひらパーにも寄ったとかで。
写真は残っているけど記憶はほぼなく、おそらくこれが人生二度目のひらかたパーク。

ともあれ暑いのでさっさと仮面ライダー展の方に入場します。会場の中にはトイレがないので先に済ませておいてください、との注意事項。
飲食もダメだけど、時節柄水分補給はOK。「撮影禁止」と明示されているもの以外は撮影OKということで。

入ってすぐはこんな感じ。

藤岡弘、さんによる「ようこそ」動画、石ノ森章太郎先生の複製原画、「デザイン決定までの道のり」などがあったあと、1号から順にテレビシリーズが紹介されていきます。

それぞれの作品をコンパクトにまとめた紹介動画、キャラクターやストーリーをまとめたパネル、そしてライダーの等身大（？）フィギュア、小道具や衣装など関連する物の展示。
動画とパネル以外は撮影OKだったので、バシャバシャ100枚近く撮ってきました。

スカイライダーに登場する「がんがんじい」とか、存在を忘れ切っていたので懐かしかったです。
うん、スカイライダーたぶんリアルタイムで全話見てたはずなんだけど……ストーリーもキャラクターもほとんど覚えてないな（^^;）

迫る～ショッカー～♪　怪人コーナーももちろんあり。でもライダー達に比べれば物量は控えめ。

昭和ライダーコーナーももちろん面白かったけど、平成ライダーになるとテンションがグッと上がる！
クウガが封じられていたあの棺（？）とか、武器とか、「おーっ、リント文字だー！」となりますし、剣（ブレイド）のカード、カイザドライバーなど一式が入った例のケースなどなど、間近に見る小道具がとても興味深い。

電王のところはこのイラスト。これ、リュウタロスが描いてたやつ？？？　電王あんまり詳しくないので本編に出てきた本物なのかどうかわからんけども。

ディケイド・士（つかさ）くんのカメラ、W・亜樹子のスリッパ、オーズではキヨちゃん！あれ本当に本当の、本物のキヨちゃんだったんだろうか。キヨちゃん！ああ、キヨちゃん！！（うるさい）
東映さん、今からでもキヨちゃんのグッズ作ってくれたら売れるよ、買うよ。

鎧武ではシャルモンのおっさんのショップカードも面白かったですが、ひっそりと置いてあったこの、「シドのスーツケース」！
そこ？　そこ来る！？

ビルドの「nascita」の看板もすでに懐かしい。

ジオウの「逢魔降臨暦」、セイバーの飛羽真の本なんかもありました。
リバイスはちゃんと一輝とバイスのやりとりが大阪会場バージョンになってて良かった。

テレビシリーズだけでなく、「真」や「J」、「THE FIRST」や「アマゾンズ」、「シン・仮面ライダー」の展示もありました。
紹介パネル見てて、「THE FIRST」と「THE NEXT」を見てみなきゃ、と思いました。

紹介パネル、ところどころキャストさんのサインが入ってたのも良かったなぁ。撮影したかった。
覚えてるのは仮面ライダーアクセル照井竜役の木ノ本嶺浩さん、霧彦さん役の君沢ユウキさん、シャルモンのおっさんこと吉田メタルさん、仮面ライダーマリカ湊耀子役佃井皆美さん、ジオウの奥野壮くん、永夢の飯島寛騎くん。
ゴーストの英雄魂のところには「これらの声」と矢印付きで関智一さんのサイン。
狩ちゃん役濱尾ノリタカさん、オルテカ役関隼汰さんのサインもあった。

あと「最強」って書いてたの、ええっと、レンゲル睦月役の北条隆博さんかな。剣崎役椿隆之さんのサインもあったはず。剣（ブレイド）のパネル、虎太郎の説明が「牛乳好きの男」で済まされていて、「いや、もうちょっとなんか言ってやれよ」と思いました。

歴代仮面ライダーの主題歌＆音楽を振り返るパネルには天才作詞家藤林聖子さんのサインも！　藤林さんの描く世界が本編のストーリーを左右すると言っても過言ではない！ですよね。すごいとしか言いようがない。

この音楽振り返りパネルはとても興味深かったです。サントラ好きにはたまらない。じっくり読んじゃった。もっと分量があっても良かったぐらい。
作品ごとの紹介部分にはあまり小ネタや裏話っぽいものがなかったので、よけい面白く感じました。クウガの主題歌歌ってる田中昌之さんがクリスタルキングのあの田中さんとか、「あ！そうか！」と……。気づくの遅い（>_<）
ファフナーや宝塚の音楽を手がけているのでお馴染みの斉藤恒芳さん（キバの音楽を担当）がクライズラー&カンパニーの方だったのも知らなかった。ちゃんと宝塚のことも紹介されてて嬉しかったなぁ。

グッズ売り場も含めて会場内には2時間ほど滞在。外に出ると太陽が灼熱！

せっかく来たので園内散策したかったけど、暑くてとても無理でした。遊園地って意外と影ないし、影に入っても暑い。日傘はもちろん持ってたけど、下からの照り返しもきついし、お子さん連れて遊びに来ている親御さん、よくこんな暑さの中、と感心しました。
この翌日に「枚方市39.8℃、今年全国で最も高い気温に」というニュースが出て、おそらく私が行った日も38℃くらいあって、体感はもっと高かったと思う。

そそくさと日陰になってる休憩所（屋外、エアコンなし！）でパン食べて、帰路につきました。帰りも駅までの数分で汗だく。電車に乗っても全然汗がひかなかった。京阪電車、冷房弱い（※JR西日本比）

帰りの三条駅で無事「俺、参上」駅名標をパチリ。ホームの一番端、祇園四条側にありました。

入場特典のフォトフレームは昭和ライダー7人衆。年齢がバレてる！？

遠いし暑いし大変でしたが、ライダー50周年の記念展、行けて良かったです。