ははは。
『西遊記』を見たら聴きたくなって、
ゴダイゴのベストを引っ張り出して
きました。
『ガンダーラ』だけ聴ければ良かった
んだけど、1曲目が『ビューティフル・
ネーム』で、ついつい一緒に歌って
しまったりなんかして。

『ビューティフル・ネーム』
聴くとなんかグッと来ちゃうんだよ、
あの歌詞に。「何万人の死者」とか
「地球の人口は何十億人」とか、
でもその一人一人には名前があって
人生があるんだ、って……。

2曲目の『ハピネス』もいいし、
『999』なんてもうイントロから
わくわくしちゃうし、『ポートピア』
では「ああ、そういやあれって博覧会
だったんだよなぁ」と神戸株式会社
華やかなりし頃を偲んでしまう。

歌は世につれ世は歌につれ。

で。
『ガンダーラ』
いいなぁ。好きだなぁ。
小学生の頃は、サビの英語のところが
さっぱりわからず適当に歌っていた
ものだったけど。
このアジアンな感じが当時はとっても
新鮮で、感動的だったんだ。
その後NHKスペシャルの『シルク
ロード』シリーズとか、そのテーマ曲
とか流行ったけど、なんかそういう流れ
の最初ってこの『ガンダーラ』とか
『西遊記』とかじゃなかったのかなぁ。

何年かして、たぶんゴダイゴが解散
してからタケカワユキヒデさんが
『百億の昼と千億の夜』という
イメージアルバムを手がけられて、
これがまたかなりエスニックというか
民俗的な仕上がりで大好きなんだけど、
「まだこんな曲書いてんのかと言われた」
というようなことが解説に書いてあった。

良くも悪くも『ガンダーラ』という曲は
一生タケカワさんについて回るんでしょうね。
今やタケカワさんと言えば「天才テレビくん」
のテレビ戦士の歌の作曲でお馴染みですが。
歌いやすくて耳馴染みがいいのはさすがだな、
と思います。

あと、忘れちゃいけない
『モンキー・マジック』
これもイントロからうきうきしてしまう。
ウキッ!
いや、猿じゃなくて。
「トップ10」とかの歌番組で手からパッと
蜘蛛の巣みたいのを出してたのがとっても
印象に残ってる。
キーボードの電子音なのに不思議に
チャイナっぽくて、うーん、名曲。