この間の日曜日、久しぶりに大劇場
に行ってきました。
半年、いや、もっと経ってるか。
久しぶりに行くと“さばき”(余った
チケットを個人が売りさばくこと)も
屋外でしかやっちゃダメ、ってことに
なってて、へぇ〜って思った。

“さばき”で入ったこともあったよねぇ。
当日ふらっと劇場行って。
あの頃は……暇だったわね(^_^;)

そんな思い出話はともかく。

前回、ドラマシティ公演の感想でも
書いたのだけど、今回の演目『ファン
トム』、実は期待してなかった
2年前に宙組版を見たけど、あんまり
面白くなかったから。

春野さんが見られればそれでいいや、
と思って出かけたら……。

めっちゃ泣いてもた。

まぁ私は『ベルばら』で大泣きできる
人間なんで、涙自体に重みはあんまり
ないけど、前よりずっとぐっと来た。
一緒に観劇した母親も「宙組の時は
何とも思わへんかったけど、今回は
良かったなぁ」って言ってたし。

2人とも春野ファンで、宙組の時とは
見る気合いが全然違っていたのは
確かだけど、でもそれだけで感動できる
ほど甘いもんじゃないと思うのよ、
やっぱり。

『ファントム』というお芝居自体には
突っ込み所が一杯あって、こうして
感動した後でも「これを宝塚で無理に
やる必要があるだろうか」という思い
はまだあるので。

詳しくは別サイトの『宝塚大好き!』
コーナーに書いたので、そちらを
読んでほしいんだけど、色々な物語の
無茶を通り越して観客に“ファントム
の悲劇”を訴えてしまう
春野さんの魅力と実力。

彩吹さんも良かったもんなぁ。
2人の銀橋シーンはたまらんかったわ。
あすこだけでももう1回見たい!