という格言はずっと前から知って
いたけど、いかんせん関西からは
行きにくい場所にあって、これまで
足を踏み入れる機会がなかった。

絢爛豪華な徳川家の遺産、というのが
アンチ東京な大阪人には“けっ!”
でもあったし(笑)。

でも行ってみたらすごい良くて、
認識を改めました。
東照宮や大猷院の“金に飽かせた”
装飾は確かに見事で、それ自体
やはり一見の価値があるけれども、
周囲の木々のたたずまいが、なんとも
素晴らしかった。

建物の壮麗さと、
齢を経た木立の荘厳さ。


近所だったら毎週散策に行ってしまい
そうな場所でした。

そしてまた日光の滝がすごい。

2日目は滝めぐりだったわけだけど、
どの滝も水量が多くて、規模も大きく、
また付近の深山幽谷な雰囲気
たまらなかった。

鬱蒼とした木立の間から水の音が
聞こえるわけですよ。
木々の影になって見えなかった滝が
姿を現す瞬間。
木々の間から洩れる光できらめく水。

やっぱり私は断然海より山が好きだ、
と実感。
山、というか、渓流、渓谷。
水の流れと木々の緑。

滝ってずっと見てても全然飽きない
んだもん。



最初に行った“裏見の滝”(上の写真)は
他の滝と比べるとマイナーなのか、
人気(ひとけ)がなく、お店もなく、静かで、
渓流に沿って10分ほど森の中を登って
行った所にあって、本当に私好みでした。

“華厳の滝”、“竜頭の滝”を回って、
最後に“湯滝”(下の写真)。



これもダイナミックな滝でした。
滝壺から流れる川の方に降りられるので、
ちょっと水遊び。
冷たくて気持ち良かった。
時間があれば周囲の遊歩道を是非散策
してみたかったなぁ。

うん、霧降の滝も行けなかったし、
来年もう1回行こうかな!?
ホントに涼しかったし、秋の紅葉の
頃はまた格別だろうしねぇ。
すごい混んでそうだけど……。