★その1『“JAPAN”のガイドブック』★

日光は、すごい観光地で、平日にも
関わらず観光客が一杯いて、最後の
土曜日なんか東武日光駅からどんどん
お客さんが湧いて出ていた。

その中には外国人の観光客もかなり
いて、初日にJR日光線の中で見かけた
お姉さんは、付箋のいっぱいついた
分厚い“JAPAN”のガイドブックを
めくっていた。

ああ、日本のガイドブックってあるんだ、
とマヌケなことを思った。

どーゆー風に書いてあるのかな。

日本の中では、日本のあちこちの
ガイドブックが分かれて何十冊も
出ているのに、外国ではそれが
たったの1冊の“JAPAN”に納めら
れている。
かなりのボリュームではあったけど、
やっぱ有名所しか紹介されてない
んだろうな。
日本で手にする「スペイン」とか
「中国」とかいうガイドブックも、
その国の全体から見れば本当に
限定された、日本人受けする部分
しか書かれてないんだろう。

各国で出版されている“JAPAN”
のガイドブックを見るのって、
面白そう。


★その2『ご当地キティ』★

最近は、観光地に行くとその地方
限定のカールとかベビースターラーメン
とか、「どこでもドラえもん」や
「ご当地キティ」といったものが
必ず売られている。

日光ではキティちゃんは「眠り猫」や
「三猿」になっていて、宇都宮では
無理矢理「餃子」にもなっていた。
頭に餃子のかぶり物をかぶっている
キティちゃんは、もうほとんど芸人
である。

それでふと、「滋賀県のキティちゃんは
何になってるんだろう?」と考えた。
地元というのはあまり観光しないもの
なので、見た覚えがない。

旦那と二人、滋賀の名物を考える。

「琵琶湖キティ」
……どーゆーデザインだ?
キティちゃんが琵琶湖を背負っている
のか?

「ふなずしキティ」
……まぁ餃子があるんだからふなずし
もあるかもしれないが、あまり購買意欲
は湧かないよなぁ。

「彦根城キティ」
……うーん、名古屋城なら金の鯱が
あるが、“彦根城”って微妙。

「甲賀忍者キティ」
……これはありそうだな。

「紫式部キティ」
……石山寺限定。

ちょっと探してみたくなった。

(追記)
今、「ご当地キティ」サイトを覗いて
みました。やっぱ琵琶湖キティ、
あったよ。どーもビワコオオナマズの
かぶり物をかぶっているらしい。
信楽キティで“狸”になっているのが
一番ウケた。思いつかなかったなぁ。