息子の作った剣と剣置きです。

息子は幼稚園の時から剣を作るのが
大好き。
捨てると怒るので、何本も家の中に
ストックされています。
大人から見ればどれも同じだけど、
突然「こないだの剣がない!」と
言って探したりする。
やはり作った本人には鑑別ができる
らしい。

小学校に入ってさすがに作る頻度は
減ったのだけど、昨日久しぶりに
剣と鞘をこさえて、「よし、剣置きも
作ろう!」と設計図を書き始めた。

忍者や時代小説に詳しい(?)彼、
夫が新選組にはまっていた時に
買ってもらった食玩の“斉藤一の刀”
についていた“剣置き”(本当は
何て呼ぶんだろう)を念頭に、
オリジナルデザインを作成。

見事、完成と相成りました。

いや〜、立派立派。
でもどこ置いとくん。

常に刀は手に取れるところになければ、
と腰に差したり、“剣置き”ごと
1階に持っていったり。

どーも彼は侍であるらしい(爆)。

ちゃんと自分で考えてこんなものが
作れるんだから、アイデア貯金箱とか
作ってみたらいいのになぁ、とつい
思ってしまうけれど、やはり人間
興味のないことにはそうそう能力を
発揮しないものなのだった。

嫌々作らされる物には
アイデアなんか湧かないのだ。

私だってこんな文章書いてる暇が
あったらもう少し売れる物を書いた
方がいいと思うし、せめてもう
ちょっと真面目に家事をやったら
どうだ、と思う。

しょーがないよね。
好き嫌いがあるんだから。

それにしてもなぜ“好きなこと”は
往々にして生活の役には立たない
んだろう(笑)。

しかしこの“無駄”こそが
“人生を豊かにする”のだ。

“人生を豊かにする”と
“生活を豊かにする”が一致しない
のは私のせいじゃないもんね[E:wink]